【スペック】全長×全幅×全高=4210×1790×1495mm/ホイールベース=2575mm/車重=1400kg/駆動方式=FF/2リッター直4DOHC16バルブターボ・インタークーラー付き(211ps/5300-6200rpm、28.6kgm/1700-5200rpm)/価格=366万円(テスト車=417万4500円)

フォルクスワーゲン・ゴルフGTI(FF/6AT)【ブリーフテスト】

フォルクスワーゲン・ゴルフGTI(FF/6AT) 2010.04.14 試乗記 ……417万4500円
総合評価……★★★★

ホットハッチの代名詞たる「フォルクスワーゲン・ゴルフGTI」。6代目となる最新型の走りを、18インチホイール装着車で試した。

昔のアメ車を思い出す

「フォルクスワーゲン・ゴルフ」は、標準的な1.4リッターモデルでも十分に速いクルマではあるが、やはり排気量の大きな2リッターエンジンがもたらす余裕は絶大だ。強いて言うならば、この「GTI」にはマニュアルトランスミッションの設定もあってしかるべきだろうが、日本市場で売れないとなればやむなし。“努力せずして速く走れるモデル”が主流となれば、メーカーとしての商品構成もそうなって当然だ。フォルクスワーゲンの場合には「1.2リッターや1.4リッターの標準モデルこそが良心」という大義名分もある。

そんないまの「GTI」に乗っていると、昔のアメリカ車を思い出す。コーナーを攻める気にもならないし、とくにスピードを楽しむ気分でもない。前に速いクルマが走っていたとしても、追いつくのは簡単。でも、前に出ようという気にならない。おうように構えて、いつでも追い越せるんだという可能性だけで満足してしまえる。これもひとつの時代を反映した進化形ではあるが、「これでどーだ?」といわれても、昔モンには感服いたしましたとは納得しがたい。

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