ATの「アルファ・ミト」受注始まる

2010.03.26 自動車ニュース

ATの「アルファ・ミト」受注始まる

フィアット・グループ・オートモービルズ・ジャパンは、アルファ・ロメオのコンパクトハッチ「ミト」に新グレード「スプリント/コンペティツィオーネ」を追加導入。2010年3月27日から先行予約を開始する。

既報のとおり「ミト」に追加された新グレードが、正式に日本に導入されることとなった。

その見どころは、「アルファTCT(ツインクラッチテクノロジー)」と呼ばれるデュアルクラッチ式の2ペダル6段MT。いままで日本のラインナップは、伝統的な6段MTを備える「1.4T スポーツ」のみだったが、今後はオートマチックドライブが可能なミトが選べるようになる。

もうひとつのポイントは、新エンジン「マルチエア」ユニットを搭載していることだ。この心臓、排気量など基本は「1.4T スポーツ」に搭載される1.4リッターターボエンジンと同じだが、ヘッドまわりが大きく異なる。
従来のツインカムエンジンと違い、こちらはスロットルバルブを使うことなく、電子制御式油圧システムを介して吸気バルブのオープンタイミングやリフト量を調節する。おなじみのカムシャフトは排気側にしか設けられず、吸気側のそれは、直接バルブのタペットを押すことなく、吸気バルブを駆動させるための油圧ポンプを回すことに使われる。

実際のスペックは、「1.4T スポーツ」(155ps/5500rpm、20.5kgm/5000rpm)よりやや控えめな、135ps/5000rpmと19.4kgm/4500rpm。
同社によれば、この新システムにより低回転域でのアクセルレスポンスがアップ。窒素酸化物が最大60%低減できるといった環境性能の向上もメリットだという。さらに、「スタート&ストップシステム」と称されるアイドリングストップ機能も装備。乗車定員が4名から5名に増えたのもポイントだ。

そんな“オートマ”ミトの価格は、従来の「1.4T スポーツ」より若干高く、「スプリント」が288.0万円で、バイキセノンヘッドランプや17インチアルミホイール、シフトパドルなどが備わる「コンペティツィオーネ」が305.0万円。
3月27日から先行予約が開始され、ユーザーへのデリバリーは、今年7月から順次行われる。

(webCG 関)


ATの「アルファ・ミト」受注始まるの画像

ATの「アルファ・ミト」受注始まるの画像
「アルファ・ミト スプリント/コンペティツィオーネ」に搭載される、1.4リッター直4ターボの「マルチエア」エンジン。
「アルファ・ミト スプリント/コンペティツィオーネ」に搭載される、1.4リッター直4ターボの「マルチエア」エンジン。

関連キーワード:
ミトアルファ・ロメオ自動車ニュース

あなたにおすすめの記事
関連記事
  • アルファ・ロメオ・ミト コンペティツィオーネ(FF/6AT)【試乗記】 2016.9.6 試乗記 アルファ・ロメオのスポーティーコンパクト、「ミト」にあらためて試乗した。デビューから8年を経て、熟成はどこまで進んだのか。箱根のワインディングロードを目指した。
  • アルファ・ロメオ・ジュリア クアドリフォリオ(FR/8AT)【試乗記】 2017.12.22 試乗記 新型「ジュリア」はアルファ・ロメオの復活を印象付ける力作だ。ドライバーズシートに収まり、久しぶりのFRシャシーを操ると、かつて馴染(なじ)んだあの感覚がよみがえる。まるで悪友に再会したような気分だ。510psを誇る「クアドリフォリオ」に試乗した。
  • トヨタ・ハイラックスZ(4WD/6AT)【試乗記】 2017.11.30 試乗記 10年以上のブランクを経て国内市場に復活した、トヨタのピックアップトラック「ハイラックス」。いざ日本の道を走らせてみると、外観からは予想できなかった身のこなしや乗り心地のよさに、驚かされることになった。
  • BMW i3s(RR)【海外試乗記】 2018.1.6 試乗記 デビューから4年を経たBMWの電気自動車「i3」に、新グレードの「i3s」が登場。よりパワフルなモーターと専用チューニングの足まわりが採用された電動スポーツモデルの出来栄えを、BMWの電動化戦略の現状とともにお届けする。
  • アルファ・ロメオ・ジュリエッタ 2016.2.25 画像・写真 伊FCAは2016年2月24日、マイナーチェンジを施した新しい「アルファ・ロメオ・ジュリエッタ」を、ヨーロッパの5都市(ミラノ、トリノ、パリ、マドリード、フランクフルト)で同時に発表した。生まれ変わったジュリエッタを写真で紹介する。
ホームへ戻る