【スペック】ポートフォリオ SWB:全長×全幅×全高=5112×1894×1448mm/ホイールベース=3032mm/車重=2300kg/駆動方式=FR/5リッターV8DOHC32バルブ(385ps/6500rpm、52.5kgm/3500rpm)/価格=1320.0万円

ジャガーXJシリーズ【海外試乗記】

ジャガーの“新しい世界” 2010.03.23 試乗記 ジャガーXJシリーズ

ジャガーの最上級サルーン「XJ」が、フルモデルチェンジ。モダンなボディをまとった新型の真価を、パリでいち早くチェックした。

ため息が出るほどに

大胆な変革を遂げた新しい「ジャガーXJ」の国際試乗会が行われたのは、珍しいことにフランスはパリ近郊。理由を聞いたスタッフは「SEXY CITY, SEXY CAR!」とウインクを返してきた。そのオールアルミ製ボディのデザインについては、昨秋の発表以来、賛否が渦巻いているが、個人的にはコレ、最高に気に入っている。

なるほど、たしかに文法的には、これまでのジャガーの文脈からは外れたと言えるかもしれない。しかしながら本来、その時代の先端をいく美しいクルマこそがジャガーだと言うならば、新型XJは、まさにジャガー以外の何者でもないと思わせる。特に今回、ロングボディのエレガントさにはあらためてため息が出てしまった。

インテリアの、ドアからダッシュボードまで連なるかたちでトリムがぐるりと取り囲む造形は、高級ボートの船室がモチーフ。リアクオーターピラーをブラックアウトしているのも、やはり高級ボートよろしく屋根をフローティングしているように見せるためである。仕立てはモダン。しかし、それでいてやはりイギリス車でしかあり得ない雰囲気が、そこには濃厚にある。XFもそうだったが、ようするにブリティッシュネスの現代的な解釈というわけだ。

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