【スペック】α:全長×全幅×全高=4080×1740×1395mm/ホイールベース=2435mm/車重=1130kg/駆動方式=FF/1.5リッター 直4SOHC16バルブ(114ps/6000rpm、14.8kgm/4800rpm)、モーター(14ps/1500rpm、8.0kgm/1000rpm)/価格=249万8000円(テスト車=310万9500円/HDDインターナビシステム(リアワイドカメラ付き)+ETC車載器=28万6000円/本革シート=10万5000円/スカイルーフ=10万5000円/車体色(プレミアムホワイトパール)=3万1500円/前席用i-サイド&サイドカーテンエアバッグシステム=8万4000円)

ホンダCR-Z α(FF/6MT)/β(FF/CVT)【試乗速報】

アラフォーの春 2010.03.17 試乗記 ホンダCR-Z α(FF/6MT)/β(FF/CVT)
……310万9500円/255万4000円

「ハイブリッドカーなのにスポーツカー!?」 一見支離滅裂な新型車「ホンダCR-Z」にムチあてて、その“ホントのところ”をチェックしてみた。

懐かしい先進モデル

「ホンダCR-Z」は、タイムマシンみたいなクルマだった。小柄ながらカタマリ感のあるスタイルや清々しい乗り味は、1980年代後半の2代目“サイバー・スポーツ”「ホンダCR-X」を思い出させる。一方、インパネに表示されるエンジンとモーターの関係を意識しながら走らせると、新しいモノにふれる喜びを味わうことができる。だからCR-Zのステアリングホイールを握っていると、過去と未来を行ったり来たり。
もうひとつ面白かったのは、編集担当、カメラマン、ライターとも、“お買い物モード”になっていたことだ。取材班全員がこれだけ熱心にカタログを読み込む新型車は、ここ最近記憶にない。

パワートレインは1.5リッターのi-VTECエンジン+IMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)のみ。トランスミッションは6段MTとCVTが用意される。まずは豪華グレードの「α」(6MT)から試乗をスタート。

シート位置を合わせ、十分な調整幅を持つテレスコピック&チルト機構でステアリングホイールの位置を決めると、ドライビングポジションがビシッと決まる。着座位置はかなり低い。ちなみに、ドライバーのヒップポジションは「シビック タイプR」よりさらに30mm低いという。

削り出しのアルミにレザーを巻いたαのシフトノブは手触りがよく、コクンと入る手応えもいい。6段MTは、1.8リッターの欧州仕様のシビック用をベースにしたもの。ただしスターターの位置が違うため、設計はほぼ全面的に見直されている。

「低・短・ワイド」をモットーとする「ホンダCR-Z」。5ドアのハイブリッドモデル「インサイト」と比べると、310mm短く、45mm幅広く、30mm低い。
「低・短・ワイド」をモットーとする「ホンダCR-Z」。5ドアのハイブリッドモデル「インサイト」と比べると、310mm短く、45mm幅広く、30mm低い。
ツートーンカラーで軽快感を演出したという運転席まわり。スイッチ類をステアリングホイール付近に集中させるなど、機能面も配慮がなされる。(写真はCVTモデルのもの)
ツートーンカラーで軽快感を演出したという運転席まわり。スイッチ類をステアリングホイール付近に集中させるなど、機能面も配慮がなされる。(写真はCVTモデルのもの)
マニュアルトランスミッションが選べるのも「CR-Z」の大きな特徴。「スッと動きカチッと納まるフィーリング」をウリとする。
マニュアルトランスミッションが選べるのも「CR-Z」の大きな特徴。「スッと動きカチッと納まるフィーリング」をウリとする。
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