【スペック】トヨタ・パッソ1.3G:全長×全幅×全高=3640×1665×1535mm/ホイールベース=2440mm/車重=940kg/駆動方式=FF/1.3リッター直4DOHC16バルブ(95ps/6000rpm、12.3kgm/4000rpm)/価格=132万5000円(テスト車=163万3700円/VSC&TRC=6万3000円/SRSサイド&カーテンシールドエアバッグ=5万5650円/HDDシンプルナビゲーションシステム&バックモニター=19万50円))

トヨタ・パッソ/ダイハツ・ブーン(FF/CVT)【試乗速報】

女子による女子のためのクルマ 2010.03.03 試乗記 トヨタ・パッソ 1.0+Hana(FF/CVT)/パッソ1.3G(FF/CVT)/ダイハツ・ブーンCL“リミテッド”(FF/CVT)
……169万2950円/163万3700円/131万8000円

トヨタとダイハツの共同開発車「パッソ」と「ブーン」がフルモデルチェンジ。新たにオシャレバージョンも加わったニューモデルを、スーザン史子がリポートする。

女性開発チーム発足

「僕らの想像のつかないこと? そんなのいっぱいありましたよ!」
目を大きく見開き、そういって身を乗り出すのは、「パッソ」チーフエンジニアの鈴木敏夫さん。ロマンスグレーが似合う、アラフィー世代。彼にとって、今回のプロジェクトは驚きの連続。というのも20代を中心とした女性開発チームから飛び出すさまざまな提案は、これまでの常識を覆すものが多く、自分たちの発想にはまったくないものだったからなんです。

「トヨタ・パッソ」と「ダイハツ・ブーン」は、トヨタが商品企画を担当し、ダイハツが設計から生産までを行い、それぞれのブランドで販売する姉妹車。「トヨタ・ヴィッツ」よりも短い全長ながら、十分な広さの室内と燃費の良さがウリのコンパクトカーです。

新型は、基本的にキープコンセプト。全長を40mm伸ばした以外は、ボディサイズはほぼ変わらず。とはいえ、室内幅や室内高が広がり、室内空間には余裕が生まれています。ところが、外観はエッジを利かせた旧型に比べると、イマイチ捉えどころがなく無難にまとめた印象。少々丸みを帯びたデザインになったせいか、輪郭がぼけ、パッと見た感じでは、他のコンパクトカーとの区別がつきにくい。このカタチだけ見て、「欲しい!!」という気にはならないところが残念! 女性がターゲットなら、キュートなキャラクターを打ち出すような、目を引くデザインだったらよかったな。

「トヨタ・パッソ」内装のカットモデル。フロントセパレートシートは、「パッソ」と、「ダイハツ・ブーン」のエントリーモデル「CL」に採用される。
「トヨタ・パッソ」内装のカットモデル。フロントセパレートシートは、「パッソ」と、「ダイハツ・ブーン」のエントリーモデル「CL」に採用される。

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