【スペック】全長×全幅×全高=4585×1770×1445mm/ホイールベース=2760mm/車重=1550kg/駆動方式=FR/1.8リッター直4DOHC16バルブターボ(204ps/5500rpm、31.6kgm/2000-4300rpm)/価格=567万円(テスト車=578万9000円/パークトロニック=8万4000円/後席2:1分割可倒式シート=3万5000円 )

メルセデス・ベンツC250 CGI ブルーエフィシェンシー アバンギャルド(FR/5AT)【試乗記】

いまいちばんのメルセデス 2010.02.23 試乗記 メルセデス・ベンツC250 CGI ブルーエフィシェンシー アバンギャルド(FR/5AT)
……578万9000円

“エコ”と“ファン”は両立するか? メルセデスの「青バッジ」モデルに下野康史が試乗した。

ほんとうのエコとは?

エコカー減税対象車の「Eクラス」と同じエンジンを搭載するのが、「C250 CGI アバンギャルド」(567万円)である。同じエンジンを持ち、なおかつ車重は「E250 CGI アバンギャルド」より230kgも軽く、価格だって131万円安い。にもかかわらず、「Cクラス」のほうは減税の対象になっていない。どうしたことかと思うが、重い車重区分になるにつれて、排ガスクリーン度などの規制値がゆるくなるという現行の制度ではこういうことが起きてしまう。絶対的なお値段を考えると、減税が決定的なインセンティブになるクルマではないだろうが、CクラスよりEクラスのほうが“エコ”とは、まったくナットクのいかない話である。

だが、新しいパワーユニットを搭載したCクラスは、実にナットクのいくクルマである。新型エンジンは、直噴の1.8リッター4気筒ターボ。ポート噴射の2.5リッターV6だったこれまでの「C250」より最大トルクを26%増強し、一方、燃費は約20%低減した高性能グリーンガソリンエンジンである。

その直噴1.8リッターターボは、国産高級車のように、かかっていることに気づかず、アイドリングでもう一度スターターを回してしまうほど無音ではない。走り出すと、ウィーンという特徴的な金属音が聞こえることもある。しかしいずれも、とくに気になるレベルではない。ターボのヒューヒュー音はまったくしない。

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