【スペック】全長×全幅×全高=4970×1930×1420mm/ホイールベース=2920mm/車重=2010kg/駆動方式=4WD/4.8リッターV8DOHC32バルブターボ(500ps/6000rpm、71.3kgm/2250-4500rpm)/価格=2061万円(テスト車=2458万1000円)

ポルシェ・パナメーラターボ(4WD/7AT)【試乗記】

大きいサイズの911 2010.02.19 試乗記 ポルシェ・パナメーラターボ(4WD/7AT)
……2458万1000円

ポルシェ製4ドアセダンの頂点に君臨する、「パナメーラターボ」。500psの超ド級4シーターは、どんな走りをみせるのか? そして、その乗り心地は……?

ポルシェ印の“時の人”

1月も終わりに近づいたとある日、仕事の打合せに向かうと現場は大騒ぎだった!! みんな、口から泡を飛ばして激論を戦わせている。ヤバイ、すっかり乗り遅れてしまった……、って、議論のテーマは仕事じゃなくて「iPad(アイパッド)」。みんな朝の3時まで、パソコンの前でiPadの発表を待っていたのだ。で、「3Gはいらないんじゃないか」「コーションのところに3Gの通信会社は後日発表とあるゾ」「オプションのキーボードどうする?」「カメラないんだ」と、話題は尽きない。

傾向として、「3Gなし、16GBの“素”のヤツ」を買う人と、「すべて付けた最高スペック」を選ぶ人にわかれるようだった。で、これはどこかで見た光景だ、と思った。そうだ、思い出した。記憶の糸を辿ると、数カ月前、「ポルシェ・パナメーラ」が出た時と似ている。「ターボはアリ、ナシ?」「やっぱヨンクは欲しいよね」「せっかくだからオプションのセラミックブレーキ入れちゃおうかな」などなど。ま、iPadは本気で選んでいるけどパナメーラは妄想、という違いはありますが、「思ったよりデカいね」という感想が出たのは同じだ。

ここで試乗したのは、iPadで言えばWi-Fi+3G の64GBにあたる、“全部載せ”の「パナメーラターボ」。ターボだから四駆で、しかもオプションの「スポーツクロノパッケージ・ターボ」も、黄色いキャリパーが目印の「ポルシェ・セラミックコンポジット・ブレーキ」(PCCB)も付いている。顔とお尻が別の人みたいな、ケンタウルスっぽい外観デザインにはいまだになじめないけれど、乗り込むとホッと落ち着く。それはなぜ?

試乗車は、オプションのアダプティブスポーツシート(24万円)を装備。クリームのインテリアカラーも10万6000円のオプションだ。
試乗車は、オプションのアダプティブスポーツシート(24万円)を装備。クリームのインテリアカラーも10万6000円のオプションだ。
「パナメーラターボ」のホイールは、ノーマルで19インチ。写真の20インチはオプションで、黄色いブレーキキャリパーは、PCCB(ポルシェ・セラミックコンポジット・ブレーキ=153万8000円!)装着車の証し。
「パナメーラターボ」のホイールは、ノーマルで19インチ。写真の20インチはオプションで、黄色いブレーキキャリパーは、PCCB(ポルシェ・セラミックコンポジット・ブレーキ=153万8000円!)装着車の証し。
ワインディングを駆け上がる「パナメーラターボ」。シリーズ最強となる500psの心臓で、2tを超える巨体をこともなげに走らせる。
ワインディングを駆け上がる「パナメーラターボ」。シリーズ最強となる500psの心臓で、2tを超える巨体をこともなげに走らせる。

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