【スペック】全長×全幅×全高=4535×1870×1510mm/ホイールベース=2725mm/車重=1550kg/駆動方式=FF/1.6リッター直4DOHC16バルブターボ(156ps/6000rpm、24.5kgm/1400-3500rpm)/価格=400万円(テスト車=445万円/クラブレザーシート=45万円)

シトロエンDS5シック(FF/6AT)【試乗記】

食わず嫌いの人にこそ 2012.10.10 試乗記 シトロエンDS5シック(FF/6AT)
……445万円

ミニバンにはなじめない。SUVにも抵抗がある……。そんな悩めるドライバーに好機到来。この手のクルマを食わず嫌いしている人にとって、「シトロエンDS5」は救世主となるだろう!

外も内も刺激的

発売から約2カ月、しかし「シトロエンDS5」のボディースタイリングはいまなお新鮮に映る。シトロエンといえばアバンギャルドを自認し、車名が「C」で始まる一般的な実用車シリーズでさえスタイリングは十分に個性的だ。それなのに、最近派生した「DS」ラインはその上を行き、派手ないでたちで衆目を集める。今回試乗した「DS5」は、「DS3」「DS4」と続くDSラインの旗艦モデル。エンジン駆動系、サスペンション、基本骨格など、中身はほとんどDS4を踏襲している。

クロムメッキを多用したギラギラ光る顔だちは、最近のはやりといえそうだ。ドイツ車でも日本車でも、傾向として増えつつある。DS5では面積的には少ないものの、ノーズから2本目のAピラーの付け根部分まで伸びる光り輝くモール「サーベルライン」が象徴的に使われており、大胆な造形とともに一見してにぎやかな様相を呈している。しかし、いったんそうした化粧モノを消去して見直してみれば、基本的な構造骨格やシルエットとしてのフォルムに、いままでとは違った概念のカッコ良さも見えてくる。

外観以上に内装も凝っており、画学生の好きそうな凸凹した立体的な処理がなされている。こうなると実用的な使い勝手はどうか、などという次元の話ではなく、操作そのものを楽しむ気分が触発される。乗るたびに興奮してばかりもいられないけれど、われわれシニアドライバーにとって刺激になるのはいいことなのかもしれない。

目下、「DS」シリーズの最上級に位置する「DS5」。日本では2012年8月1日に発売された。
シトロエンDS5シック(FF/6AT)【短評】
「サーベルライン」はエンジンフードをより長く、キャビンをよりコンパクトに見せる効果があるという。
シトロエンDS5シック(FF/6AT)【短評】
センターコンソールの“6連スイッチ”では、各ウィンドウの開閉と操作ロック、およびドアの施錠が行える。
シトロエンDS5シック(FF/6AT)【短評】

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