【スペック】全長×全幅×全高=3948×1715×1458mm/ホイールベース=2464mm/車重=1165kg/駆動方式=FF/1.6リッター直4DOHC16バルブターボ(156ps/6000rpm、24.5kgm/1400-4000rpm)(欧州仕様車)

シトロエンDS3(FF/6MT)【海外試乗記】

モダンでスパルタン 2010.02.12 試乗記 シトロエンDS3(FF/6MT)

シトロエンの新シリーズ第1弾「DS3」に初試乗。ベースとなる「C3」との違いを確かめた。

“アンチレトロ”なクルマ

このモデルは“アンチレトロ”の精神で開発を行った――「DS」と耳にするとどうしても「あの名車」を思い浮かべてしまう人の想いを牽制するかのように、そんなコメントと共にリリースされたブランニューモデルが「DS3」だ。それは、「昔を懐かしむレトロの流行に反する回答」であり、「革新的でモダンな答えをシトロエンの歴史に刻むモデル」とシトロエンは明言する。もっとも、そんなフレーズは、多分に「BMW MINI」や「フィアット500」の存在を意識したものでもあるはず。端的に言って、初代「BMW MINI」の成功無くして、こうしたプロジェクトにGOサインが出されたかとなれば、そこには甚だ疑問が残るというのが現実だからだ。

そんなシトロエンでは、すでにこのDS3に引き続き「DS4」「DS5」と、この先もプレミアム性の高い新レンジのモデルを投入する計画を明らかにしている。歴史に基づいた“DS”という2文字ではあるが、それは前衛さ、創造性、テクノロジーなどを象徴する「Different Spirit」からくるもの。だからこそ、それは“アンチレトロ”でしか有り得ないというのが、同社の主張であるのだ。

そんな考え方を踏まえつつDS3を目前にすると、多彩なカラーバリエーションやアクセサリーなどで「自分好みの1台」を創り上げられるという、MINIや500と同様のアイディア以外にも、いくつかのポイントに、そうした意図的な新しさのアピールが施されているのが理解できる。

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

DS3の他の画像を見るためには、写真一覧をご覧ください。

関連記事
  • シトロエンDS3カブリオ スポーツシック(FF/6MT) 2013.11.19 試乗記 個性的なスタイリングと活発な走りで、ユニークな存在感を放っている「シトロエンDS3」。空を味方につけて、その魅力はどう変わったのだろうか。真っ赤な「シトロエンDS3カブリオ スポーツシック」で秋の箱根を行く。
  • シトロエンDS3レーシング(FF/6MT)【試乗記】 2012.12.16 試乗記 シトロエンDS3レーシング(FF/6MT)
    ……360万円

    国内わずか35台の限定車「シトロエンDS3レーシング」に試乗。シトロエン・レーシングが手掛けたWRC連覇記念モデルの走りやいかに?
  • DS 3カブリオ シック(FF/6AT)【試乗記】 2016.6.22 試乗記 新ブランドの旗揚げに伴いフロントマスクを一新。新たに“DS顔”となった「DS 3カブリオ」が日本に導入された。PSA自慢の1.2リッター直3ターボ+トルコン式6段ATの、オープンエアモータリングとの親和性やいかに? その走りを報告する。
  • シトロエンC3エクスクルーシブ(FF/5AT)/DS3シック(FF/5AT)【試乗記】 2014.2.26 試乗記 プジョー・シトロエンがコンパクトカー用に開発した新パワーユニット「PureTech」。その1.2リッター3気筒エンジンと新トランスミッション「ETG5」を搭載した「シトロエンC3」と「シトロエンDS3」の走りを試した。
  • シトロエン・グランドC4ピカソ フィールBlueHDi(FF/6AT)【試乗記】 2017.3.20 試乗記 シトロエンの7人乗りミニバン「グランドC4ピカソ」に、“シリーズ最大のハイライト”とアピールされるディーゼルエンジン搭載モデルが登場。自慢の走行性能や、このクルマならではの使い勝手をじっくりとチェックした。
ホームへ戻る