【スペック】全長×全幅×全高=4590×1830×1685mm/ホイールベース=2730mm/車重=1650kg/駆動方式=FF/1.6リッター直4DOHC16バルブターボ(150ps/5800rpm、24.5kgm/1400-3500rpm)/価格=377.0万円(テスト車=同じ)

シトロエンC4ピカソ 1.6Tエクスクルーシブ(FF/6AT)【試乗記】

まったくブレない 2010.02.04 試乗記 シトロエンC4ピカソ 1.6Tエクスクルーシブ(FF/6AT)
……377.0万円
マイナーチェンジで新エンジンが積まれた「C4ピカソ」。その走りは、どう変わった?

経験を生かして

日本でいちばん売れているシトロエン車はこの「C4ピカソ」だと聞かされて、一瞬驚いたが、冷静に考えれば妥当な結果かもしれない。ルノーのベストセラーは「カングー」だし、「プジョー307」は約4割がSWだったからだ。
日本人のミニバン好きが反映された結果ともいえるけれど、フランスのメーカーは「2CV」や「キャトル」の時代からユーティリティ系を得意としていることが、ユーザーにも伝わっているんじゃないだろうか。

シトロエンにおいてその歴史を紐解くと、戦前から存在した「ファミリアール」と呼ばれる車種に行き着く。セダンのキャビンを前後に伸ばして3列シートとしたもので、ミニバンとワゴンの中間といえるモデル。このように昔から多座席車の経験があったのは事実だ。

C4ピカソは車名のとおり「C4」をベースとしながらも、前席頭上まで伸びる巨大なウインドスクリーン、名車「DS」を思わせる、ステアリングコラムから斜めに生えたシフトレバー、荷重変化に対応するリアエアサスペンションなど、独自のデザインやメカニズムをいくつも採り入れている。
おかげで7人全員が楽しく快適にドライブできる空間を作り出すことに成功した。シトロエンの独創性だけではなく、戦前から続く多座席車作りの経験が生かされた結果といえるだろう。

テスト車には、ディーラーオプションで、「HDDナビゲーションシステム」(35万7000円)、「バックカメラ」(2万8980円)が装着される。
テスト車には、ディーラーオプションで、「HDDナビゲーションシステム」(35万7000円)、「バックカメラ」(2万8980円)が装着される。
シトロエンC4ピカソ 1.6Tエクスクルーシブ(FF/6AT)【試乗記】の画像

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

C4ピカソの他の画像を見るためには、写真一覧をご覧ください。

関連記事
  • シトロエンC4ピカソ エクスクルーシブ(FF/6AT)【試乗記】 2015.3.4 試乗記 日本車ともドイツ車とも一味違うシトロエンのミニバン「C4ピカソ」に試乗。「よくできている」というだけでは表現しきれない、独特の魅力に触れた。
  • シトロエン・グランドC4ピカソ セダクション(FF/6AT)【試乗記】 2015.2.23 試乗記 退屈なミニバンも、シトロエンが手がけるとこんなに楽しくなる。小田急ロマンスカーもかくやの前席視界を備え、シトロエン的発想に満ちた「グランドC4ピカソ」でショートツーリングに出かけた。
  • シトロエンC4カクタス(FF/5AT)【試乗記】 2016.12.28 試乗記 シトロエンの小型クロスオーバーモデル「C4カクタス」に試乗。1.2リッター直3自然吸気エンジンと5段ETGがもたらすのんびりとした走りには、どこか「2CV」に通じる、フランス車の原点的な味わいがあった。
  • シトロエン、「C4ピカソ」にディーゼルモデルを投入 2016.11.21 自動車ニュース プジョー・シトロエン・ジャポンは2016年11月21日、「シトロエンC4ピカソ」と「シトロエン・グランドC4ピカソ」に、一部内外装と装備の変更や、ディーゼルエンジン「BlueHDi」搭載モデルの追加などのマイナーチェンジを実施した。
  • 「プジョー2008 GTライン」を知る 試す 2016.12.22 特集 成長を続けるコンパクトSUV市場において、高い評価を得ている「プジョー2008」。フランスのメーカーが造るとクロスオーバーはどんなクルマになるか? デザインや走り、ユーティリティーなど、さまざまな切り口からその魅力を紹介する。
ホームへ戻る