5気筒エンジン復活「アウディTT RSクーペ」日本上陸

2010.02.02 自動車ニュース
 
5気筒エンジン採用の「アウディTT RSクーペ」日本上陸

5気筒エンジン復活「アウディTT RSクーペ」日本上陸

アウディジャパンは2010年2月2日、アウディTTシリーズのハイパフォーマンスモデル「TT RSクーペ」を発売した。

ヘッドライトデザインは「TTS」と共通。12個のLEDが下段に並ぶ。
ヘッドライトデザインは「TTS」と共通。12個のLEDが下段に並ぶ。
 
5気筒エンジン復活「アウディTT RSクーペ」日本上陸の画像
 
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■「RS」初のコンパクトクーペ

2009年のジュネーブショーに初出展され、同年6月に本国で発売された、「アウディTT」の最強グレード「TT RS」が日本に上陸した。クワトロGmbHが開発を手がける「RS」シリーズでは初となる、コンパクトクーペのリアルスポーツカーである。

本国ではクーペ、ロードスターの2車型が用意されるが、今回リリースされたのはクーペモデルのみ。

マットアルミ調の縁取りを持つシングルフレームグリルの左右には、大型のエアインテークが配置され、フロントバンパー下のスカート形状も改められた。リアセクションでは、大型の固定式リアスポイラー、リアディフューザーがスポーティモデルであることを主張する。

インテリアは「TT」のそれを引き継ぐが、各部に「TT RS」のロゴを配置し、特別感を演出。機能面では、メーターナセル内に、デジタル表示のブースト圧計、油温計、ラップタイマーなどを表示する、DIS(ドライバーインフォメーションシステム)が備わる。シートは、標準でヒーター付きのシルクナッパレザースポーツシートが奢られ、本革ファインナッパのリクライニング機能付きバケットシートもオプションで選択可能。
リアシートバックは分割可倒式で、標準で290リッターの荷室を700リッターまで拡大することができる。

 
5気筒エンジン復活「アウディTT RSクーペ」日本上陸の画像
軽量・高剛性が謳われるアウディスペースフレーム(ASF)構造を持つボディは、車重1500kgを実現。パワー・トゥ・ウェイト・レシオは4.4kg/psを記録する。
軽量・高剛性が謳われるアウディスペースフレーム(ASF)構造を持つボディは、車重1500kgを実現。パワー・トゥ・ウェイト・レシオは4.4kg/psを記録する。
 
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■5気筒特有のサウンド

「TT RS」最大のトピックは、新たに採用された、2.5リッター直5エンジンだ。アウディにとっての5気筒エンジンは、1980年代にモータースポーツ界を席捲した「アウディクワトロ」をはじめ、一時代を築いた伝統のテクノロジーで、「TT RS」はその流れを受け継ぐものとなる。

エンジンルームに横置きされる最新5気筒ユニットは、ボア82.5mm×ストローク92.8mmのロングストローク型とされ、コンパクトに設計された。ガソリン直噴式を採用し、ターボチャージャーで過給される。最高出力は340ps/5400-6500rpm、最大トルクは45.9kgm/1600-5300rpmというパフォーマンスで、スポーツモデル向けのユニットながら、1600rpmという低回転から最大トルク発生させるという扱いやすさも特徴。さらに、5気筒特有のサウンドも声高にアピールされる。同時に、環境性能の高さもうたわれ、10・15モード燃費は10.6km/リッターを記録する。

トランスミッションには、新開発の6段マニュアルを採用。クワトロシステムを介して、4輪を駆動する。

サスペンション形式はTTのものをベースとし、前マクファーソンストラット式/後4リンク式を採用。しかし、ショックアブソーバーを新開発、各部は専用にチューニングされたという。全高は「TT」の標準仕様に比べ、10mm下げられた。オプションで、アダプティブダンパーの「アウディマグネティックライド」も用意される。

センターコンソールのスポーツボタンにより、エンジンレスポンスを高め、エグゾーストサウンドを変化させることも可能。オプションのアウディマグネティックライド装着車では、サスペンションもスポーツモードに切り替わり、より俊敏なハンドリングが楽しめるという。

ハンドル位置は左右両方が用意され、価格は835.0万円。

(webCG 本諏訪)

 
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