新春恒例の「ニューイヤーミーティング」開催

2010.02.01 自動車ニュース

相変わらずの盛況ぶり〜新春恒例の「ニューイヤーミーティング」開催

2010年1月31日、東京・青海で恒例のクラシックカーイベント「ニューイヤーミーティング」が開かれた。

■不況の影響はあるものの

1977年に初回が開催され、今回が34回目となる日本最大級のクラシックカーイベント「ニューイヤーミーティング」。会場は当初の東京プリンスホテル駐車場を皮切りに明治公園、汐留駅跡地(現シオサイト)、パシフィコ横浜、有明レインボータウン、そして船の科学館にほど近い青海臨時駐車場へと移転してきた。ここ青海臨時駐車場での開催も、今回で8回目となる。

ロケーションこそ同じものの、昨年までとは展示のレイアウトが変わった会場に足を踏み入れての第一印象は「エントリー車両が少ない」。あわてて公式プログラムをチェックしたところ、個人出展は昨年の316台から265台へと51台も減っていた。
やはりというか、ついにというべきか、不況の影響による縮小傾向が旧車イベントにもと思ったが、場内を進むうちにそう悲観することはないと思い直した。フリーマーケット(アマチュアによる出店)とオートジャンブル(プロショップの出店)は昨年よりやや多く、クラブスタンド(オーナーズクラブのブース)は昨年の72から86へと増えていたからである。それらの増加分で個人出展の減少分がチャラになるとはいかないまでも、会場内のクルマの総台数は、おそらく昨年比マイナス20〜30台に留まっていたはずである。

プログラムは前述した車両展示、フリーマーケット、オートジャンブルに加え、モータージャーナリストや自動車専門誌の編集長らを審査員とするコンクールデレガンス。今回のコンクールのテーマカーは英国車で、1950〜70年代のモデル55台がエントリーしていた。
以上のプログラムは例年どおりだが、長年にわたって続けられていたエントリー車両による周辺道路のパレードは実施されなかった。

記者がこのイベントを取材し始めた10数年前から、一度前日に雪が降ったことを除けば悪天候に祟られた記憶はないが、今回も日中はほとんど風もなく、暖かい日和に恵まれた。そのおかげもあって会場内は例年と比べても遜色のない盛況ぶり。集まった人々は旧車愛好家同士の「新年会」を存分に楽しんでいた。

(文と写真=田沼 哲)

新春恒例の「ニューイヤーミーティング」開催の画像
コンクールデレガンスのエントリーの中から、オリジナル・ミニと市場を争った英国製小型車2台。右が1963年「フォード・アングリア・スーパー」、左が67年「ヒルマン・スーパーインプ」。
コンクールデレガンスのエントリーの中から、オリジナル・ミニと市場を争った英国製小型車2台。右が1963年「フォード・アングリア・スーパー」、左が67年「ヒルマン・スーパーインプ」。
「ホンダツインカムクラブ」は、1963年に発売されたSシリーズの原点である、生産台数500台前後といわれる「S500」を4台展示していた。
「ホンダツインカムクラブ」は、1963年に発売されたSシリーズの原点である、生産台数500台前後といわれる「S500」を4台展示していた。
「R360 Coupe Owners Space」には、1960年にリリースされたマツダ初の乗用車である「R360クーペ」が、生誕50周年にちなんで5台展示されていた。いずれもすばらしいコンディションである。
「R360 Coupe Owners Space」には、1960年にリリースされたマツダ初の乗用車である「R360クーペ」が、生誕50周年にちなんで5台展示されていた。いずれもすばらしいコンディションである。
コンクールデレガンスの入賞車。手前から1954年「MG-TF」、63年「トライアンフTR-4」、72年「ローバー3.5リッター(P5)」……などなど。
コンクールデレガンスの入賞車。手前から1954年「MG-TF」、63年「トライアンフTR-4」、72年「ローバー3.5リッター(P5)」……などなど。

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