【スペック】全長×全幅×全高=4215×1830×1830mm/ホイールベース=2700mm/車重=1420kg/駆動方式=FF/1.6リッター直4DOHC16バルブ(105ps/5750rpm、15.1kgm/3750rpm)/価格=219万8000円(テスト車=265万4440円/マルチルーフレール=4万3160円/HDDナビゲーションシステム=29万6100円/リアカメラ=4万1580円/フロント・リアコーナーセンサー+インジケーター=7万5600円。装着オプションはディーラーオプション扱い。価格は工賃込み)

ルノー・カングー1.6(FF/5MT)【試乗記】

旨味をしっかり味わえる 2010.02.01 試乗記 ルノー・カングー1.6
……265万4440円

日本におけるルノー車イチの人気モデル「カングー」。ウケてる理由は「走りっぷり」の良さ。ということは、マニュアルで操ればもっと楽しい! はず。

車重なんと260kgアップ

先代(=初代)カングーは日本でカルト的人気を博した。確かに私の周囲にも3名のオーナーがいるし、少なくとも東京では本当によく見かける。これはなにも私がカングーを意識して見ている……というだけではないと思う。

ルノージャポンによれば、この新型カングーが日本導入された昨2009年9月時点で、日本だけで累計9000台が販売されたという。先代の最終期には、駆け込み需要をねらってルノージャポンが大量輸入したので、先代の累計台数は9月以降も少し伸びているはずである。しかも、現在もルノージャポンの某ショールームでは新車が置いてあったりするから、残りわずかではあるものの、まだ先代も新車を購入するチャンスはあるようだ。

そんな先代カングーだけに、この新型の全貌が明らかになったとき、先代オーナーあるいは「いつかはカングー」と思っていた予備軍の多くは面食らったことだろう。デカくなったからだ。モデルチェンジでのサイズアップはよくあることだが、カングーの場合はその巨大化の度合いがハンパではない。

まあ、欧州の同クラス商用車のサイズを見ると、もはやカングーは特別大きくもないのだが、あらためて新旧カングーを比較すると、新型は全長で18cm、全幅で15.5cm、全高で2cmも拡大しているから、ほとんど別物。先代は全長わずか4mそこそこで、全幅も5ナンバー枠におさまる日本にドンピシャのコンパクトサイズだったのに、新型は全幅がなんと1.8m超(!)である。巨大化したボディを支えるプラットフォームも先代が旧ルーテシア系だったのに対して、新型は1クラス上のメガーヌ系。1.6リッターという排気量は変わらないのに、車重もなんと260kg(AT)も増えたのだ!

防塵フィルター付きフルオートエアコン、クルーズコントロール、オートランプ、オートワイパーなどが標準装備される。
防塵フィルター付きフルオートエアコン、クルーズコントロール、オートランプ、オートワイパーなどが標準装備される。
シフトレバーがインパネから生える、通称「インパネシフト」を採用。サイドウォークスルーも可能。
シフトレバーがインパネから生える、通称「インパネシフト」を採用。サイドウォークスルーも可能。
約24リッターの容量を誇るオーバーヘッドコンソール。ボックスの中は繋がっている。
約24リッターの容量を誇るオーバーヘッドコンソール。ボックスの中は繋がっている。

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