次なるMINIはSUV「MINIカントリーマン」公開

2010.01.26 自動車ニュース
MINIカントリーマン
次なるMINIはSUV「MINIカントリーマン」フォトデビュー

次なるMINIはSUV「MINIカントリーマン」公開

独BMWは、MINIブランド第4のモデル、「MINIカントリーマン」の概要を公開した。

■もっともツカえるMINI

「MINIカントリーマン」は、2010年1月のデトロイトモーターショーでコンセプトカーがお披露目された、“MINIのSUV版”ともいうべき「MINIビーチコマー」の市販バージョン。4枚のドアを持ち、大人4人(5人)が乗れ、荷物もたくさん積載できて、4WD車の設定もある。そんな実用性・走破性の高さを武器に、これまで同ブランドがカバーしきれなかった新たな顧客の取り込みをもくろむ。

ボディは全長4097mmで、ホイールベースが2595mm。ハッチバックの「MINI」より全長が約400mmも長く、ホイールベースは約130mm長い。「MINIクラブマン」と比べても全長が160mm、ホイールベースは50mm長く、シリーズ最大の居住空間が期待できる。

従来モデルよりシートが高めに配置され、視界や乗降性が向上しているのもカントリーマンならではのポイント。後席は2人掛けが標準、オプションで3人掛け仕様も設定される。荷室は標準状態で350リッター、リアシート格納時は最大1170リッターまで拡大する。

また、MINI初のフルタイム4WDシステム「MINI ALL4」を、一部グレード(クーパーS/クーパーD)に設定するのも特徴。通常走行時にはフロント:リア=50%:50%、状況によってはリアの駆動力を100%にまで高められる。

エンジンは、ガソリン3種類とディーゼル2種類の計5タイプを用意。ラインナップは既存モデル同様、ガソリンの最上位グレードが「クーパーS」で、「バルブトロニック」「ガソリン直噴」「ツインスクロールターボ」を組み合わせた新世代ユニット(1.6リッター直噴ターボ)を搭載。中間グレードの「クーパー」には、最高出力122psの1.6リッターNAが、ベーシックグレードの「One」には、最高出力98psの1.6リッターNAが搭載される。どのエンジンもバルブトロニックの採用により、高出力化と低燃費化が図られた。

また、ディーゼルは上位グレードの「クーパーD」に、最高出力112psの1.6リッターディーゼルターボが、ベーシックグレードの「One D」には、最高出力90psの1.6リッターディーゼルターボが、それぞれ搭載される。

このほか回生ブレーキシステムやアイドリングストップ機構、エンジンのオンデマンド制御を採用するなど、低燃費・高効率化を目指す開発姿勢「ミニマリズム」が追求されている。

■欧州仕様ラインナップ

「MINI クーパーS カントリーマン」
1.6リッター直4ターボ(184ps/5500rpm、24.5kgm/1600rpm)
0-100km/h加速 7.6秒  最高速度 215km/h
EU基準燃費 15.9km/リッター CO2排出量 146g/km

「MINI クーパー カントリーマン」
1.6リッター直4(122ps/6000rpm、16.3kgm/4250rpm)
0-100km/h加速 10.5秒  最高速度 190km/h
EU基準燃費 16.4km/リッター CO2排出量 142g/km

「MINI One カントリーマン」
1.6リッター直4(98ps/6000rpm、15.6kgm/3000rpm)
0-100km/h加速 12.7秒  最高速度 175km/h
EU基準燃費 16.9km/リッター CO2排出量 137g/km

「MINI クーパーD カントリーマン」
1.6リッター直4ディーゼルターボ(112ps/4000rpm、27.5kgm/1750rpm)
0-100km/h加速 10.9秒  最高速度 180km/h
EU基準燃費 22.7km/リッター CO2排出量 116g/km

「MINI One D カントリーマン」
1.6リッター直4ディーゼルターボ(90ps/4000rpm、21.9kgm/1750rpm)
0-100km/h加速 13.2秒  最高速度 170km/h
EU基準燃費 23.3km/リッター CO2排出量 113g/km

(webCG 曽宮)

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