新たな自動車関連ビジネスの宝庫? 〜「第2回国際カーエレクトロニクス技術展」開催

2010.01.21 自動車ニュース

新たな自動車関連ビジネスの宝庫? 〜「第2回国際カーエレクトロニクス技術展」&「第1回EV・HEV駆動システム技術展」開催

2010年1月20日〜22日までの3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで、「第2回国際カーエレクトロニクス技術展」と「第1回EV・HEV駆動システム技術展」が開催されている。

■プロのための展示会

2009年に第1回が開かれ、『webCG』でもリポートした「国際カーエレクトロニクス技術展」。その際に「インターネプコン・ジャパン」や「エレクトロテスト・ジャパン」といった同時開催されている技術展から、自動車関連のみの出展者を集めて再構成したのかもしれない、と記した。
今回はその「国際カーエレクトロニクス技術展」から、さらにEVやHEV(ハイブリッド)関連の出展者がスピンオフした「第1回EV・HEV駆動システム技術展」も併催されていた。

「国際カーエレクトロニクス技術展」と「EV・HEV駆動システム技術展」を合わせた出展者数は238社。そのうちのおそらく9割以上が、『webCG』読者の大半を占めるいわゆる「クルマ好き」にとっては社名すら聞いたことがない企業であろう。それらは材料や部品、計測機器や製造装置などの専門メーカーや商社であり、来場者も9割以上がスーツにネクタイ姿の業界関係者と推察された。

取材した記者にとっても、材料や計測機器関連のブースは、見たところでチンプンカンプンである。しかし、自動車に電気的な要素が増えるにしたがって、内燃機関の時代とは異なるサプライヤーがどんどん進出してきているであろうことは、それらのブースを眺めていて肌で感じられた。それはつまり、自動車不況の時代といえども、EV関連には新たなビジネスチャンスも生まれているということだろう。

来場者の数も、記者の印象では昨年より確実に増えていた。しかも前述したように来場者の多くは仕事目的だから、展示を見て回る姿勢も真面目である。「撮影禁止」と表示された製造装置や測定機器を見つめる海外からの来場者の真剣な眼差しが、とりわけ印象的だった。

なお、「第2回国際カーエレクトロニクス技術展」および「第1回EV・HEV駆動システム技術展」は、1月22日(金)まで開催されている。入場は無料である。

(文と写真=田沼 哲)

「国際カーエレクトロニクス技術展」
http://www.car-ele.jp/

真面目な技術展示会とはいえ、やはり実車が並んだ「電気自動車特別展示コーナー」は注目を集めていた。
真面目な技術展示会とはいえ、やはり実車が並んだ「電気自動車特別展示コーナー」は注目を集めていた。
「電気自動車特別展示コーナー」には、先日の東京オートサロンでデビューした、「モンスター田嶋」こと田嶋伸博氏率いる「タジマモーターコーポレーション」がプロデュースする「EVミニスポーツ」の姿も。
「電気自動車特別展示コーナー」には、先日の東京オートサロンでデビューした、「モンスター田嶋」こと田嶋伸博氏率いる「タジマモーターコーポレーション」がプロデュースする「EVミニスポーツ」の姿も。
今回目立っていたのは、EV(スタンド)用の充電器。これは「ハセテック」のブースだが、ほかにも3、4社が出展していた。
今回目立っていたのは、EV(スタンド)用の充電器。これは「ハセテック」のブースだが、ほかにも3、4社が出展していた。
記者が説明員と言葉を交わせた数少ないブースのひとつである「日本BBS」が展示していた「エコホイール」。BBSお得意の鍛造アルミ製で、トヨタ・プリウス用の15インチで4.9kgと、純正アルミホイールの7.4kgに対して5割以上も軽量。ただし価格は、通常のBBSの鍛造アルミより3割アップ。
記者が説明員と言葉を交わせた数少ないブースのひとつである「日本BBS」が展示していた「エコホイール」。BBSお得意の鍛造アルミ製で、トヨタ・プリウス用の15インチで4.9kgと、純正アルミホイールの7.4kgに対して5割以上も軽量。ただし価格は、通常のBBSの鍛造アルミより3割アップ。

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。