【スペック】N BOX+カスタム G・Lパッケージ:全長×全幅×全高=3395×1475×1780mm/ホイールベース=2520mm/車重=1000kg/駆動方式=FF/0.66リッター直3DOHC12バルブ(58ps/7300rpm、6.6kgm/3500rpm)/価格=165万円(テスト車=171万8250円/ナビ装着スペシャルパッケージ=1万5750円/右側パワースライドドア=5万2500円) \

ホンダN BOX+カスタム G・Lパッケージ(FF/CVT)【試乗記】

実力は「軽」以上 2012.10.11 試乗記 ホンダN BOX+カスタム G・Lパッケージ(FF/CVT)
……171万8250円
ホンダのスーパーハイトワゴン「N BOX」の荷室空間を使いやすくした派生モデル「N BOX+」。スポーティーバージョンの「カスタム」で、その使い勝手と乗り心地を試した。
ごく常識的な位置になった後席。前後スライドの機能はなくなったが、前席の背もたれの形状により十分な足元スペースが確保されている。
(写真をクリックすると後席のシートアレンジが見られます)
ホンダN BOX+カスタム G・Lパッケージ(FF/CVT)【短評】

主役は「後席」から「荷室」へ

「ホンダN BOX+」はテレビCMを見ていると介護仕様車のようにも見られがちであるが、実体は「N BOX」をさらに使いやすく便利に発展させた実用車である。標準型との主な違いは、広すぎた(?)後席スペースを普通のレベルに仕切り直して、標準型では狭めだった荷室スペースにまわしたことだ。

ついでに「後席を含む荷室スペースをいろいろ変化させて使えるアイデア」をてんこもりにしている。二輪車に限らず、車いすを容易に乗せて運べるような工夫やオプション装備も用意される。個々の内容は写真を見ていただくことにして、乗った感じを報告しよう。

「N BOX」に比べて広くなった荷室。開口部に向かって斜めになった床のおかげで、自転車なども積み込みやすい。オプションのアルミ製スロープを装着すれば、車いすや小型バイクの積み込みも容易にできる。
(写真をクリックするとフロアボードによる荷室のアレンジが見られます)
ホンダN BOX+カスタム G・Lパッケージ(FF/CVT)【短評】

今回試乗したのは「N BOX+カスタム」。エクステリアがスポーティーなバージョンの自然吸気モデルだ。
まず最初のうれしい発見は、都市部での燃費がすこぶる良好なこと。燃費計測にあたり、借用時に完全に燃料満タンになっているとは限らないので自分自身で再度満タンにする。渋滞する都内を抜け出してから給油リセットすると、何と17.8km/リッターも走っている。アイドリングストップ機能は確実に燃費を稼いでくれるようだ。もう渋滞もこわくはない。こうなるとむしろ一度に止まっている時間は長い方がいい。頻繁なスタート/ストップはかえって燃費を悪くするというものだ。

試乗会で乗り比べた時には、ターボモデルの方がパワーがあってファイナルも高いため、静かな走行が可能でイイ印象をもった。が、あらためてしっかり乗ってみると58psの自然吸気(NA)ユニットもなかなかいい。少なくとも3000rpm以下では十分に静かだ。緻密な感じのメカ音を発して回る3気筒エンジンには、1トンもある車両重量を意識させないだけの力がある。

 
ホンダN BOX+カスタム G・Lパッケージ(FF/CVT)【短評】

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