「ゴルフ」や「ポロ」に新グレード 〜フォルクスワーゲンの新春会見から

2010.01.14 自動車ニュース

「ゴルフ」や「ポロ」に新グレード 〜フォルクスワーゲンの新春会見から

2010年1月14日、フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは都内で記者会見を行い、2010年のビジネスプランなどを紹介した。

■ディーラーは「フォルクスワーゲン」一本に

2009年は、自動車業界全体が経済的混乱に翻弄されたにも関わらず、世界全体で販売台数を前年比7.8%プラスとし、乗用車の世界シェアを1.1ポイント増やしたというフォルクスワーゲン。その日本法人であるフォルクスワーゲン・グループ・ジャパンもまた、わが国の輸入車市場で10年連続1位をキープ(シェア23.8%)したことなど、健在ぶりをアピールする。
新年の挨拶に立ったゲラシモス・ドリザス社長によれば、「2010年は新たなステップの年」。販売台数は昨年が芳しくなかったぶん大幅な回復が期待できるし、「そこでリーディングカンパニーたるフォルクスワーゲンが担う役割は大きい」と気合十分だ。

現実的な販売面では、ディーラーネットワークの整理計画が大きなニュース。すなわち、フォルクスワーゲンブランドと、トヨタ系のDUOブランドの二本立てとなっている販売網を、「フォルクスワーゲン」ブランドに一本化。顧客に対してよりダイレクトで、質の高いサービスを提供できるようにするのだという。
スズキとの提携も発表されたばかりだが、販売の面でスズキディーラーとタッグを組む予定はないとのことである。

■ニューモデル、ぞくぞく

会場では、2010年中に日本デビューが予定されるニューモデルも紹介された。

まず2月から3月にかけて発売されるのは、ふたつのハイパフォーマンスモデル、「ゴルフR」と「シロッコR」だ。前者は「ゴルフR32」の後継となるモデルで、エンジンを3.2リッターV6ユニットから2リッター直4ターボユニットへとダウンサイジングしつつ、出力、燃費値ともに向上させたのがポイント。その心臓をスポーティクーペのシロッコに移植し、2ドアのハイパフォーマンスFFクーペとしたのが後者、「シロッコR」というわけだ。

2010年の半ばには、コンパクトハッチバック「ポロ」の1.2リッターターボモデルも追加される見通し。排気量こそ現在ラインナップする1.4リッターNAモデルより小さいが、その位置付けは“さらに上”。1.6リッターNAに匹敵するパフォーマンスをもつという。

「フォルクスワーゲンは、ハイブリッドモデルのニーズにも迅速に対応できるのです」と、同社のドリザス社長が力説するとおり、ハイブリッドバージョンの大型SUV「トゥアレグ」もスタンバイ。こちらは2010年内の日本導入は難しいようだが、その翌年、早い段階で上陸することがアナウンスされた。

(webCG 関)


「ゴルフ」や「ポロ」に新グレード 〜フォルクスワーゲンの新春会見から
2010年の見通しを語る、フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンのゲラシモス・ドリザス社長。「インポーター、ディーラー一丸となって、2009年に落ち込んだ販売台数の回復に臨む」と語気を強めた。
「ゴルフ」や「ポロ」に新グレード 〜フォルクスワーゲンの新春会見から
2月初旬に発売される「シロッコR」(写真左)と、3月に発売される「ゴルフR」。
「ゴルフ」や「ポロ」に新グレード 〜フォルクスワーゲンの新春会見から
エコロジーモデルの開発、市場投入にも積極的に取り組んでいるというフォルクスワーゲン。写真は、ハイブリッドのコンセプトモデル「ニューコンパクトクーペ」などの紹介スライド。
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