【スペック】全長×全幅×全高=4350×1880×1230mm/ホイールベース=2575mm/車重=1390kg/駆動方式=MR/3.5リッターV6 DOHC24バルブ(280ps/6400rpm、35.7kgm/4700rpm)/価格=892万5000円(テスト車=1101万8000円)

ロータス・エヴォーラ(MR/6MT)【試乗記】

大型新人 2009.12.29 試乗記 ロータス・エヴォーラ(MR/6MT)
……1101万8000円

ロータスの新型スポーツカー「エヴォーラ」が日本上陸。3.5リッターV6をミドに積む、ブランニューモデルの実力に迫る。

体鍛えて階級アップ

こんなに素晴らしいスポーツカーだとは、夢にも思わなかった。「エリーゼ」の登場以来、13年ぶりにロータスが放つブランニューカーは、僕の予想をはるかに超えた質感、美しいスタイリング、そして素晴らしいハンドリングをもつミドシップスポーツカーだった。

「EVOLUTION」「VOGUE」「AURA」を組み合わせた、ロータス伝統の“Eから始まるネーミング”で「進化した新しいオーラを持つクルマ」を示すという「エヴォーラ」。このスポーツカーのなによりの特徴は、ロータス初となる、2+2のMRシャシーに、これまた久々の大排気量3.5リッターV6エンジンを搭載したことだろう。エリーゼの成功からひたすらにピュアスポーツ路線を打ち出してきたロータスだったが、やや大柄な「ヨーロッパ」での様子見を経て、ついに上級志向の路線を提案してきたわけである。

クルマの要となるのは、エリーゼから始まったアルミ押し出し材の接合シャシータブで、エヴォーラからはさらに、「VVA(Versatile Vehicle Architecture)シャシー」へと進化した。アルミ押し出し材の厚みや長さを変えることによって、フロントエンジン車はもとより、EVなど様々なモデル展開を可能とする新世代シャシーである。サイドシルの幅がエリーゼに比べ20mm狭くなった(100mm→80mm)おかげで、乗降性の向上といった成果も見られる。

またエヴォーラは、このVVAシャシーを中核に、フロントセクションはアルミ製、リアセクションはスチール製のモジュールサブフレームをジョイントした。レーシングカーのごとき手法で組み立てられたシャシーは、生産効率アップと同時に衝突時の衝撃分散性に優れており、万が一のクラッシュ時にもメインタブへのダメージと、修正コストを大幅に抑えることができるという。

タイヤサイズは、フロント:225/40R18、リア:255/35R19の異径となる。試乗車は、オプションの「シルバー鍛造ホイール」を履く。
ロータス・エヴォーラ 2+2(MR/6MT)【短評】
インテリアはベージュ内装のほか、黒、茶、赤系の3色も選べる。ボディカラーは全20色から選択可能。
ロータス・エヴォーラ 2+2(MR/6MT)【短評】
ボリューム豊かなリアまわり。対して、後方視界は、ごく僅かでしかない。
ロータス・エヴォーラ 2+2(MR/6MT)【短評】

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