独メルセデス、「Eクラスカブリオレ」を発表

2009.12.17 自動車ニュース
Eクラスカブリオレ
独メルセデス、「Eクラスカブリオレ」を発表

独メルセデス、「Eクラスカブリオレ」を発表

独メルセデス・ベンツは2009年12月16日、Eクラスに「カブリオレ」モデルを追加した。

 
独メルセデス、「Eクラスカブリオレ」を発表の画像
 
独メルセデス、「Eクラスカブリオレ」を発表の画像

■コンベンショナルなソフトトップを採用

Eクラスとしては、セダン、クーペ、ステーションワゴンに続く、4番目のボディタイプとなるカブリオレが登場した。Eクラスクーペをベースとしたこのカブリオレ、その一番の特徴は、ルーフを伝統的なソフトトップタイプとしたこと。すっきりとしたサイドビューを実現できたのは、ソフトトップの採用によるところが大きい。

ソフトトップは、耐候性と遮音性に優れるアコースティックソフトトップを標準で採用する。開閉はフルオートで、操作に要する時間は約20秒。停車中はもちろん、40km/h以下であれば走行中でも開閉操作が可能である。ソフトトップは荷室上部に格納され、収納時のラゲッジ容量は300リッター、オープン時には90リッター増の390リッターが確保される。

 
独メルセデス、「Eクラスカブリオレ」を発表の画像
 
独メルセデス、「Eクラスカブリオレ」を発表の画像

■風の巻き込みは「エアキャップ」でストップ

一般に、4シーターのカブリオレでは、オープン時にキャビンへの風の巻き込みが大きく、これを防ぐため、リアシートにネット状の“ついたて”を設置するケースがよく見られる。しかし、後席に乗員がいる場合は使えないという弱点があり、また取り外しも面倒なことも多い。これを解決するために、新型Eクラスカブリオレでは、新機構「エアキャップ(AIRCAP)」を採用した。

これは、フロントウィンドウのフレーム上にポップアップ式のルーバーを、また、リアシートのヘッドレストの間にポップアップ式のネットを用意し、オープン時にこのふたつをせり上げることで効果的にキャビンへの風の巻き込みを減らすというもの。さらに、前席には乗員の顔や首まわりに温風を供給する「エアスカーフ」を採用し、冬場でも快適なオープンエアドライブを提供する。

メルセデス・ベンツは、このEクラスカブリオレの販売を2010年1月11日からスタートする。ラインナップは、「E250 CDI ブルーエフィシェンシー カブリオレ」、「E350 CDI ブルーエフィシェンシー カブリオレ」、「E250 CGI ブルーエフィシェンシー カブリオレ」、「E350 CGI ブルーエフィシェンシー カブリオレ」、「E500 カブリオレ」の5タイプ。日本にも2010年中に導入の予定である。

(文=生方聡)

関連記事
  • メルセデス・ベンツSL400(FR/9AT)【試乗記】 2016.8.31 試乗記 メルセデス・ベンツのフラッグシップロードスター「SL」に試乗。マイナーチェンジを受けて数々の新技術が投入された最新型の走りやいかに? 従来の「SL350」に代わる新しいエントリーグレード「SL400」のステアリングを握った。
  • 第349回:メルセデス・ベンツのデザイナーが語る
    “モダンラグジュアリー”と“ドリームカー”
    2016.6.10 エディターから一言 メルセデス・ベンツが「Sクラス カブリオレ」をはじめとする3台のオープンカーを日本に導入。発表会に合わせて来日したデザイナーに、新しいデザインコンセプトである“モダンラグジュアリー”とは何か、そして3台の“ドリームカー”について話を聞いた。
  • メルセデス・ベンツSL63 AMG(FR/7AT)【試乗記】 2012.10.17 試乗記 メルセデス・ベンツSL63 AMG(FR/7AT)
    ……2245万円

    飛ばせば矢のように速く、流せば無類の底力を発揮する「SL63 AMG」。このスーパーロードスターを心地よく走らせるにはどうしたらいい? 初秋の南房総を行く。
  • レクサスLC500“Lパッケージ”/LC500h“Lパッケージ”【試乗記】 2017.5.4 試乗記 “製品化を前提としない”はずだったコンセプトカーの発表から5年。ほとんどそのままの姿で登場し、世間を驚かせた「レクサスLC」がいよいよ日本の公道を走る。新開発のFRプラットフォームや10段AT、マルチステージハイブリッドなどの技術を満載した、新世代のラグジュアリークーペの出来栄えは?
  • 最高出力460psの限定車「BMW M4 CS」発売 2017.5.10 自動車ニュース BMWジャパンは2017年5月10日、上海モーターショーでデビューした高性能モデル「BMW M4 CS」の日本導入を発表。同日、60台限定で受注を開始した。納車時期は、同年の秋以降になる見込み。
  • メルセデス・ベンツEクラス クーペ【海外試乗記】 2017.3.30 試乗記 セダン、ステーションワゴンに続き、「メルセデス・ベンツEクラス クーペ」がいよいよ最新世代へとフルモデルチェンジ。W114以来の伝統を誇る、スリーポインテッドスターのミディアムクーペの実力を、スペインはカタロニアで試した。
  • 「BMW 4シリーズ クーペ/カブリオレ/グランクーペ」がマイナーチェンジ 2017.5.9 自動車ニュース BMWジャパンは2017年5月9日、「4シリーズ クーペ」「4シリーズ カブリオレ」「4シリーズ グランクーペ」をマイナーチェンジし、同日販売を開始した。最新モデルでは、エクステリアが大幅にリフレッシュされている。
  • ポルシェ・カイエンGTS(4WD/8AT)【試乗記】 2017.5.16 試乗記 発表から7年、その後のマイナーチェンジからもはや2年半が経過した2代目「ポルシェ・カイエン」。もはや円熟の域に達した感のある同車は今、われわれにどんな走りを見せてくれるのだろうか。スポーティーな「GTS」グレードのステアリングを握った。
  • レクサスLC【開発者インタビュー】 2017.5.5 試乗記 一台のニューモデルという枠を超えて、これからのレクサスの方向性を指し示すという重要な役割を担うことになる「レクサスLC」。欧米のプレミアムブランドに立ち向かうための戦略を、開発を担当した落畑 学さんに伺った。
  • メルセデスAMG S63 4MATICカブリオレ(4WD/7AT)【試乗記】 2016.11.28 試乗記 メルセデス・ベンツのトップエンドモデルに、44年ぶりとなる「カブリオレ」が復活。ぜいたくなオープン4シーターが実現する世界とは……? パワフルな5.5リッターV8ツインターボを積む「メルセデスAMG S63 4MATICカブリオレ」で確かめた。
ホームへ戻る