「レクサスLS」がビッグマイナーチェンジ

2012.10.12 自動車ニュース
「LS600h“F SPORT”」
「レクサスLS」がビッグマイナーチェンジ

「レクサスLS」がビッグマイナーチェンジ

トヨタ自動車は2012年10月11日、レクサスの最上級セダン「LS」をマイナーチェンジして発売した。テーマは「熟成の極みと革新の融合」。LSの潜在能力を引き出すことを目的とし、車両を構成する主要部品の半数にあたる約3000点の部品を新しくした。これにより「メジャーチェンジと呼べるほどに大きな飛躍を遂げた」(渡辺秀樹チーフエンジニア)。現時点で事前受注台数は約5000台と、月間販売目標(300台)の約17倍に達する好調ぶりという。価格は830万〜1550万円。

「LS460」
「LS460」 拡大
インパネには12.3インチのワイドディスプレイが搭載された。
インパネには12.3インチのワイドディスプレイが搭載された。 拡大
「LS460」のフロントシート。
「LS460」のフロントシート。 拡大

■スポーティーグレード“F SPORT”を設定

 エクステリアは「スピンドルグリル」を採用してフロントデザインを変更するなど、レクサスの「新世代デザイン」を導入してフラッグシップカーにふさわしい存在感と個性を与えた。インテリアではインストゥルメントパネルを水平基調のデザインに改めたほか、12.3インチワイドディスプレイやナビゲーションなどを操作する「リモートタッチ」を採用し、操作性を向上させた。

新技術の投入と各部の補強により、走行性能も進化させた。具体的には、「レーザースクリューウェルディング」や「構造用接着剤」などの新たな生産技術の導入によってボディー剛性を強化するとともに、VGRS(ギア比可変ステアリング)を改良して操縦性と走行安定性を向上させている。エアサスペンションの制御についても見直し、操安性の向上とフラットな乗り心地を両立させている。

また、新たに“F SPORT”を設定した。専用の内外装デザインのほか、専用チューニングを施したトランスミッションやサスペンション、ブレンボ製高性能ブレーキなどを与えることにより、走りのよさを味わえる仕様とした。「LS600h“F SPORT”」にはアクティブスタビライザー機構を、「LS460“F SPORT”」にはトルセンLSDを採用している。

■安全装備を強化

先進的な安全装備を数多く採用し、高度な安全性も追及した。新開発の衝突回避支援型「プリクラッシュセーフティシステム」ではミリ波レーダーとステレオカメラを組み合わせ、自車と対象物の相対速度40km/h以下では自動ブレーキにより衝突回避を支援する。ハイビーム照射時に先行車や対向車を検知すると自動的に遮光して対向車の幻惑を防ぐ「アダプティブハイビームシステム(AHS)」や、ドアミラーで確認しにくい後側方を走行する車両をミリ波レーダーで検知してドライバーに注意喚起する「ブラインドスポットモニター(BSM)」も搭載した。

ナビゲーションなどを操作する「リモートタッチ」が採用された。
ナビゲーションなどを操作する「リモートタッチ」が採用された。 拡大
「LS600h“F SPORT”」
「LS600h“F SPORT”」 拡大
「LS600h“F SPORT”」
「LS600h“F SPORT”」 拡大

このほか、オートエアコン、空調シート、ステアリングヒーターを連携制御させて、車内を快適に保つ「レクサス クライメイト コンシェルジュ」を採用したり、ロードノイズを低減する「ノイズリダクションアルミホイール」を装着したりして、快適性を向上させた。また、内装カスタマイズプログラム「L-Select」をオプション設定して、購入時に幅広いコーディネートが楽しめるようにした。

価格は「LS460/LS460L」が830万〜1310万円、「LS600h/LS600hL」が1050万〜1550万円。

(webCG)

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