【スペック】G:全長×全幅×全高=4605×1770×1495mm/ホイールベース=2700mm/車重=1590kg/駆動方式=FF/2.4リッター直4DOHC16バルブ(150ps/6000rpm、19.1kgm/4400rpm)+交流同期電動機(143ps、27.5kgm)/価格=380万円(テスト車=402万3650円)

トヨタ SAIシリーズ(FF/CVT)【試乗速報】

「プログレ」を思い出す 2009.12.14 試乗記 トヨタ SAI G(FF/CVT)/S “ASパッケージ”(FF/CVT)
……402万3650円/403万7950円

トヨタブランド、第2のハイブリッド専用車「SAI」は、“プリウスの上”に位置するモデルとして、大いに気になる存在だ。さっそくその第一印象をお伝えしよう。

国内のユーザー(だけ)を意識

トヨタというブランドにはどんなクルマでも揃っていそうな気がするが、意外なことに「SAI」は、けっこう初モノだったりする。全長4.6m級の4ドアセダンというのは、まあ普通にある。それを高級に仕立てて「和風」の雰囲気を込めるのもトヨタの特技だ。そしてハイブリッドは、もはやトヨタの基幹技術の一つとして、最近みるみる増殖している。でも、そんな3要素すべてを兼ね備えたクルマは、実はSAIが初めてなのだ。

全体のフォルムを眺めた第一印象は「大きめのプリウス」。その点では少し前に登場した「レクサスHS250h」と似ているが(それもそのはず、プラットフォームの大半を共用する姉妹車なのだから)、人をギョッとさせる鉄仮面スタイルではなく、フロントもリアも従来から慣れ親しんだ上質のセダン感覚でまとめられているところに、まず国内のユーザーを意識した狙いが見える。

乗ってみた感じも、「もっとよく走るプリウス」だ。初代プリウスから12年にわたって熟成されてきたTHS(トヨタ ハイブリッド システムで、今は第2世代のTHSII)だけに、いろいろな点で余裕も大きい。現行プリウスは1.8リッターエンジン+モーターで、実質2.4リッター級に匹敵する走りっぷり。それに対してSAIはエンジンを2.4リッター(150ps) に拡大強化し、143psのモーターとの組み合わせだから、もっとよく走って当たり前。

深くアクセルを踏むと、体感としては普通の3リッター並みにグッと行ける。ただし、全開ではけっして誉めたいほど静かではない。それより半開+α程度でモーターにも仕事をさせながらスイ〜ッと加速する(けっこうパンチ効きます)のが、独特の次世代感覚を味わうコツだ。

エンジンは、「プリウス」よりも排気量が600cc大きい、2.4リッター直4を搭載する。システム最高出力は190ps。このハイブリッドシステムは「レクサスHS250h」と共通だ。
エンジンは、「プリウス」よりも排気量が600cc大きい、2.4リッター直4を搭載する。システム最高出力は190ps。このハイブリッドシステムは「レクサスHS250h」と共通だ。
メーター内のマルチインフォメーションディスプレイに、各種燃費データが表示される。このほか外気温なども表示できる。
メーター内のマルチインフォメーションディスプレイに、各種燃費データが表示される。このほか外気温なども表示できる。
プリウスとの大きな違いは、独立したトランクルームを持つこと。ゴルフバッグは4つ積めるという。
プリウスとの大きな違いは、独立したトランクルームを持つこと。ゴルフバッグは4つ積めるという。

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