【スペック】RS“Sパッケージ”:全長×全幅×全高=4275×1760×1460mm/ホイールベース=2600mm/車重=1270kg/駆動方式=FF/1.8リッター直4DOHC16バルブ(144ps/6200rpm、18.4kgm/3800rpm)/価格=225万円(テスト車=255万3083円)

トヨタ・オーリスRS“Sパッケージ”(FF/6MT)【試乗記】

美尻でMT復権を 2012.10.18 試乗記 トヨタ・オーリスRS“Sパッケージ”(FF/6MT)
……255万3083円

大胆なテレビCMが話題となった「トヨタ・オーリス」。その走りをMTモデルで確かめた。

AKBが自動車界を変える!?

「フォルクスワーゲン・ゴルフ」の新型がパリサロンに登場して、仮想敵の姿がはっきりした。これからヨーロッパでは「トヨタ・オーリス」のしんどい闘いが繰り広げられるのだろうが、日本では“vsゴルフ”という構図はあまり前面には出てこない。オーリスで注目される要素といえば、ひとつはデザインだろう。そしてもうひとつは、マニュアルトランスミッションを大きくフィーチャーしていることだ。

試乗車がMTだと聞いて、ずいぶんニッチなモデルに乗るのだなあと思ったのだが、そういうわけでもないらしい。マスコミ向けの試乗会では、用意されたクルマの半分がMTだったというのだ。もちろん、販売台数の半数がMTになると考えているはずはないが、重要なアピール点がここにあることは確かだ。「86(ハチロク)」でスポーツカー復権をテーマに掲げているトヨタは、MTのオーリスを投入することでさらなる「Fun to Drive Again」の展開をもくろんでいるのだろうか。

とはいえ、ATが圧倒的な多数派となった現在、そもそもMT車を運転できる人は絶滅危惧種となっている。そこにも、トヨタはちゃんと手を打っていた。アイドル界の独占企業となったAKB48を使ったキャンペーンが進行していたのだ。『AKB自動車部』という深夜番組を作って、あっちゃんこと前田敦子を自動車学校に送り込んだ。

彼女が選んだのは、マニュアル免許コースである。片山右京から坂道発進の極意を伝授されるなどのサポートもあって、みごと仮免に合格した。篠田麻里子や峯岸みなみも、MT免許取得に向けて勉強を開始したとのことだ。AKBファンが大挙してMT車に乗るようになれば、クルマの売れ行きに大変化が生じるはずである。番組自体が突然終了してしまったことが気がかりではあるが。

シフトパターンは左上がリバース。プルカラーを引き上げて操作する。
シフトパターンは左上がリバース。プルカラーを引き上げて操作する。

トヨタ・オーリスRS“Sパッケージ”(FF/6MT)【試乗記】の画像
“Sパッケージ”装着車のメーターパネルは、中央部にマルチインフォメーションディスプレイが備わる2眼タイプとなる。
“Sパッケージ”装着車のメーターパネルは、中央部にマルチインフォメーションディスプレイが備わる2眼タイプとなる。

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