新型「アウディA8」、デビュー

2009.12.03 自動車ニュース

新型「アウディA8」、デビュー

新型「アウディA8」、デビュー

独アウディAGは2009年12月1日、フラッグシップセダン「A8」の新型を発表した。

■より大きくたくましく

アウディのフラッグシップセダン「A8」が一新された。新型は、おなじみのシングルフレームグリルを残しつつ、スーパースポーツ「R8」にも使われたフルLEDヘッドランプを採用。リアのコンビランプは、先にデビューした新型「A4/A5」などの流れをくむ意匠とされた。

サイドのキャラクターラインなどで筋肉質に仕立て上げられたボディの寸法は、全長×全幅×全高=5137×1949×1460mm。先代に比べ82mm長く、54mm幅広くなった。背も10mm高くなってはいるが、「どのライバル車よりも低い、クーペのようなルーフライン」と主張されるスタイリッシュさがポイントだ。

インテリアもまた、先代モデルより47mm延長された2992mmのホイールベースと相まって、より広くなった。22ウェイの電動コンフォートシートが用意されるなど、前席の快適性も重視され、マッサージ機能まで選べる。電源ソケットや傘ホルダーを備える荷室は、510リッターの容量が確保され、大きくとられた開口部からゴルフバッグを4つ飲み込む。

■パワーと燃費、ともにアップ

鉄製に比べ40%も軽いという、アルミを用いた「アウディスペースフレーム」に抱かれるのは、ガソリンとディーゼル、3種類のエンジンだ。日本導入が見込まれるガソリンユニットは、「4.2 FSI」に積まれる直噴の4.2リッターV8(372hp、45.4kgm)1種類のみ。カムチェーンのフリクションをおさえるなどして、先代よりもパワーアップした一方で、燃費は13%向上したという。
ディーゼルのほうは、350hpのパワーと81.6kgmの大トルクを発生する4.2リッターV8(「4.2 TDI」)を筆頭に、250hpのV6を搭載する「3.0 TDI」を用意。燃費を重視した204hp版の「3.0 TDI」も遅れてラインナップに加わる見込みだ。

トランスミッションは、一気に2段増えて8段に。基本的に、アウディお得意のクワトロシステムによって四輪を駆動するが、最廉価のディーゼルモデルのみ駆動方式はFFとなる。
足まわりにはエアサスが奢られ、快適な乗り心地を提供。さらに「アウディドライブセレクト」の走行モードや車速に合わせて車高を最大25mm下げるなど、スポーティな走りにも対応する。

「ラクシャリークラスで最もスポーティなセダン」と謳われる新型A8。四方からの衝撃に備えるプリクラッシュセーフティシステムやナイトビジョンなど、最新の安全技術で守りつつ、19のスピーカーをもつバング&オルフセンの高級カーオーディオなどで快適なドライブを乗員に提供するという。

(webCG 関)

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