【スペック】全長×全幅×全高=4250×1845×1325mm/ホイールベース=2550mm/車重=1580kg/駆動方式=FR/3.7リッターV型6気筒DOHC24バルブ(336ps/7000rpm、37.2kgm/5200rpm)/価格=509万2500円(テスト車=577万7650円/カーウイングスナビゲーションシステム+ETCユニット=33万9150円/特別塗装色プレミアムルマンブルー=13万6000円/19インチレイズ製アルミ鋳造ホイール=21万円)

日産フェアレディZロードスター バージョンST(FR/7AT)【試乗速報】

さよならヤンキー 2009.11.11 試乗記 日産フェアレディZロードスター バージョンST(FR/7AT)
……577万7650円

新型「Z」のデビューから10カ月、新たに追加されたオープンバージョンの乗り心地と走りやいかに? 最上級の「バージョンST」で試した。

名が体を表す

10月にデビューした「日産フェアレディZロードスター」と公道上で初対面、浮かんだ言葉は「見返り美人」と「バックシャン」だ。それくらい、後ろ姿がステキ。まずは幌をかけた状態で眺めたけれど、佇まいが上品だ。個人的には、屋根開きのクルマはソフトトップに限ると思う。リトラクタブルのハードトップはどうも趣に欠ける。

クーペ版「フェアレディZ」のお尻がツルンとしていて固そうだったのに対して、ふくよかなロードスターのお尻はやわらかそう。ちょっと触ってみたくなる。電車の中でそういうことをすると一生を棒に振るけれど、クルマのお尻は撫でても平気だ。実際に触ってみると、ボリューム感のある曲面にワックスをかけたくなった。個人的に、「後ろ姿・オブ・ザ・イヤー」を進呈したい。そんなのもらっても嬉しくないでしょうが。

今の時代、やわらかくてやさしい造形を“女性的”と表現するのはちょっと遅れた感じがする。けれど、このクルマの外観を女性的と表現するのは許されるのではないか。なぜって、名前が「フェアレディ」だから。新型「フェアレディZロードスター」は、名が体を表している。

乗り込んで、早速屋根を開けてみる。センターコンソールのスイッチ操作で約20秒、フルオートマチックで幌が開く。手動でロックする必要がなくなったから、思いついた時に気軽に幌が開けられる。インテリジェントキーを持っていれば、外からでも幌の開閉は可能だ。「START STOP」ボタンを押してエンジンスタート、走らせるにつれ、このクルマが外観だけでなくトータルでやわらかな機械であると思えてきた。

 
日産フェアレディZロードスター バージョンST(FR/7AT)【試乗速報】の画像
先代Z33型は、屋根がないこと以外クーペとロードスターの造形はほとんど同じだった。けれども新型は、リアビューをかなり変えて両者の差別化を図っている。
先代Z33型は、屋根がないこと以外クーペとロードスターの造形はほとんど同じだった。けれども新型は、リアビューをかなり変えて両者の差別化を図っている。
3連メーターその他、インテリアの意匠はクーペと共通。ロードスターでも、シートの後ろにちょっとした荷物を置けるスペースがある。
3連メーターその他、インテリアの意匠はクーペと共通。ロードスターでも、シートの後ろにちょっとした荷物を置けるスペースがある。

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