【スペック】全長×全幅×全高=4760×1885×1835mm/ホイールベース=2790mm/車重=2200kg/駆動方式=4WD/4リッターV6DOHC24バルブ(276ps/5600rpm、38.8kgm/4400rpm)/価格=475万円(テスト車=567万9250円)

トヨタ・ランドクルーザープラドTZ-G(4WD/5AT)【ブリーフテスト】

トヨタ・ランドクルーザープラドTZ-G(4WD/5AT) 2009.11.06 試乗記 ……567万9250円
総合評価……★★★

7年ぶりに一新されたトヨタの本格オフローダー「ランドクルーザープラド」。はたして、どんなクルマに仕上がったのか? 一般道を主体に、その実力を試した。

トヨタ・ランドクルーザー プラドTZ-G(4WD/5AT)【ブリーフテスト】

オンロードをもっと重視せよ

このクルマはアメリカ市場を意識しており、高速道路の管理団体などでよく使われている。それだけに、まず壊れないことなど、耐久性や実用性を重視した作りになっており、乗って面白いとか愉快な面はあまり持ちあわせていない。
しかしこの分野も「BMW X5」とか「ポルシェ・カイエン」など高性能SUVが参入し、一気に高速化が進んでしまった結果、地味なだけの実用性能では魅力を確保しにくくなってきている。本来オフロードの走破性が優劣を決めた部分でも、今ではどれもがレベルアップしている。
実際の使い途は、比率としてはオンロードが圧倒的に多い。見た限り平坦な舗装路でブルブルと微振動が絶えない乗り心地は、日常性を著しく阻害している。多くを期待せず安ければいいという選択肢もあろうが、このサイズはすでに“高価なクラス”に含まれている。詳細は後述するが、オプション込みで600万円に迫ろうというクルマにしては、少々お粗末と思われる。

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