トヨタ・セルシオ
1989-1990 トヨタ・セルシオ
 
1989-1990 トヨタ・セルシオ

1989-1990 トヨタ・セルシオ

1989年1月のデトロイトショーにて「レクサスLS400」としてデビュー、まずは北米マーケットにて先行販売されていたが、同年10月新たに「セルシオ」と名付けられて国内デビューした。日本が初めて創ったグローバルスタンダードの高級サルーンである。
このクルマの開発のため、北海道にテストコースまで建設したともいわれたトヨタの意気込みは、その類いまれな静粛性と卓越した走行性能となって結実したといえよう。また、床下のフラット化を図るなど、エアロダイナミクスにもおおいに力が入れられ、Cd値は0.29を実現していた。

これらの徹底した造り込みは、メルセデス・ベンツやBMWなど、世界のプレステージサルーン・メーカーを震撼させ、その後の彼らのクルマ造りに大きな影響を与えたとされる。特にBMWやジャガー/デイムラーが、そのV8エンジンを開発する際にセルシオ/LS400用エンジンを明らかに意識していたのは有名なエピソードだ。

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