大きめサイズのスズキのセダン「キザシ」誕生

2009.10.22 自動車ニュース
「スズキ・キザシ」
大きめサイズのスズキのセダン「キザシ」誕生

大きめサイズのスズキのセダン「キザシ」誕生

スズキは2009年10月21日、第41回東京モーターショーの会場で新型車「キザシ」を発表。同日に発売した。


大きめサイズのスズキのセダン「キザシ」誕生

■スズキの新たなフラッグシップ

キザシは、2007年9月のフランクフルトショーに出展された「スズキ・キザシ・コンセプト」の市販バージョン。「世界の市場に向けて新しいクルマ作りに挑戦する“兆し”」の意味を込めたというとおり、小型車を得意とするスズキにとっては、上級セダンへの初ステップとなる。

目指したのは、スポーティなハンドリングと快適な乗り心地の両立。2.4リッターエンジンや多くの快適装備を武器に、Dセグメント市場に参入する。
ラインナップはモノグレードで、FFモデルが278万7750円、4WDモデルが299万7750円。どちらも受注生産車である。


大きめサイズのスズキのセダン「キザシ」誕生

■スポーティさと力強さがウリ

コンセプトカー時代よりは大幅に丸められたキザシのエクステリアデザインは、既存の「SX4セダン」に近づいた。ボディサイズも全長×全幅×全高=4650×1820×1480mm(ホイールベース=2700mm)と、SX4セダンよりひとまわり大きなポジションにおさまる。
とはいえ、フロントおよびリアトランク周りの造形に抑揚をもたせたり、サイドのショルダーラインを強調したりと、スポーティさや力強さは意識的に盛り込まれた。インテリアも同様に、サテンメッキの装飾を施したインストゥルメントパネルやダブルステッチの本革シートで、上質感を狙ったという。


大きめサイズのスズキのセダン「キザシ」誕生

■エスクード譲りの心臓

そのボディを引っ張るのは、同社の本格オフローダー「エスクード」にも搭載される、2.4リッター直4ユニット。ただしアウトプットは、エスクードよりも22ps勝る188ps/6500rpmと、0.6kgm控えめな23.5kgm/4000rpmとなっている。可変吸気システムやデュアルマフラーなどを採用し、優れた排気効率を実現したという。
組み合わされるトランスミッションはCVTのみ。足まわりはフロントがマクファーソンストラットでリアがマルチリンク式。駆動方式はFFと4WDが用意され、4WDモデルは電動パワーステアリングと電子制御4WDシステムを統合制御してクルマの挙動を安定させる機能がつく。


大きめサイズのスズキのセダン「キザシ」誕生

■快適装備も新たな兆し

装備面もクラス相応の充実ぶりを見せる。左右のフロント&リア&サイド&カーテンエアバッグに加え、運転席のニーエアバッグと、標準で計9個ものエアバッグが備わるのは、スズキ初。
運転席と助手席のパワーシートは、それぞれ10ウェイと4ウェイで、4WDモデルにはシートヒーターも標準。クルーズコントロールや前後のパーキングセンサーといった装備と相まって、快適なドライブをサポートする。

かような内容で、さらに上を目指そうというスズキ・キザシ。今後は新しいフラッグシップとして、北米市場への投入も予定されるとのことだ。

(webCG 関)

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

関連記事 ホームへ戻る