マニアックなモデルが目白押し 〜「2009第49回全日本模型ホビーショー」開催中

2009.10.09 自動車ニュース
マニアックなモデルが目白押し 〜「2009第49回全日本模型ホビーショー」が開催中

マニアックなモデルが目白押し 〜「2009第49回全日本模型ホビーショー」開催中

2009年10月8日(木)から11日(日)まで、千葉・幕張メッセで恒例の「2009第49回全日本模型ホビーショー」が開催されている。

「タミヤ」は早くも今シーズン用のフェラーリF1「F60」を1/20スケールでモデル化。5250円で12月発売予定。
「タミヤ」は早くも今シーズン用のフェラーリF1「F60」を1/20スケールでモデル化。5250円で12月発売予定。
タミヤのもうひとつの目玉が、1/12の1966年「ホンダRC166」。今年、二輪世界ロードレースGP参戦50周年を迎えたホンダが、66年に5クラス(50、125、250、350、500)を完全制覇した際の中心となった、空冷並列6気筒DOHC250ccエンジンを積んだマシン。天才ライダー、マイク・ヘイルウッドが駆り、10戦10勝した。「プラスチック成型の限界に挑戦した」という直径0.4mmのスポークをはじめ、各部を精密に再現。金属製のディテールアップパーツとともに、12月発売予定。価格は5460円。
タミヤのもうひとつの目玉が、1/12の1966年「ホンダRC166」。今年、二輪世界ロードレースGP参戦50周年を迎えたホンダが、66年に5クラス(50、125、250、350、500)を完全制覇した際の中心となった、空冷並列6気筒DOHC250ccエンジンを積んだマシン。天才ライダー、マイク・ヘイルウッドが駆り、10戦10勝した。「プラスチック成型の限界に挑戦した」という直径0.4mmのスポークをはじめ、各部を精密に再現。金属製のディテールアップパーツとともに、12月発売予定。価格は5460円。
すでに1/24「フィアット500」をリリースしている「フジミ」からは、それをベースにした「アバルト500」が登場。10月中に発売予定で、価格は3200円。
すでに1/24「フィアット500」をリリースしている「フジミ」からは、それをベースにした「アバルト500」が登場。10月中に発売予定で、価格は3200円。

■不況知らず(?)の熱気

春の静岡、秋の幕張。業界の盟主であるタミヤほか多くの模型メーカーが本社を構える静岡で毎年5月に開かれる「静岡ホビーショー」と、10月に幕張で開催される「全日本模型ホビーショー」は、関係者とファンにとって、いわば春祭りと秋祭りである。
「つくる 楽しむ 魅せる」をスローガンに掲げた今回も、プラモデル、ミニカー、ラジコン、鉄道模型、モデルガン、塗料・工具、関連書籍など約70社が出展した。

毎年、このイベントを取材するたびに「マニア度がどんどん高まっている」とリポートしているように思うが、今回もその勢いは衰えてはいなかった。プラモやミニカーのメインターゲットが子供から大人に移ってからだいぶ経つ。大人の趣味の対象ということは、その消費は可処分所得の多寡に左右される。つまりは景気の変動に直結しているわけだ。間もなく開催される東京モーターショーを筆頭に、クルマ関連イベントは軒並み不景気風にさらされて縮小を余儀なくされているというのに、この熱気はどうだ?

データ的なことは把握してないので、もしかしたらこのショーも出展者数やブース面積に関しては縮小しているのかもしれない。しかし、取材(と同時にリポーターの個人的な興味)の対象であるクルマやオートバイのプラモとミニカーを見ている限りは、さらにマニア度を高めた新製品が目白押しで、目移りして困ってしまったほどなのだ。

「こんなものまで!」「いったい何台売れるんだろう?」と、モデル化された車種のマニアックさに驚くいっぽうで、製品の出来、ディテール再現の精度がますます高まっていくのにも感心した。中でも印刷技術の発達によるデカール表現の細密さには圧倒されてしまう。小指の先どころか米粒こけしのように小さな、しかし完璧に再現されたスポンサーのステッカーが貼られた1/43のレーシングカーのミニカーを見ていると、まるで自分が小人国に迷い込んだガリバーになったような気分になった。まさに小宇宙である。

クルマ好きには見どころがいっぱいの「2009第49回全日本模型ホビーショー」、10月10日(土)と11日(日)は一般公開される。開催場所は幕張メッセ9ホール、開催時間は10:00〜17:00(11日は16:30)、入場料は1000円(中学生以下無料)。詳しくは以下URLまで。
http://business1.plala.or.jp/plamodel/

(文と写真=田沼 哲)

マニアックな国産旧車をラインナップしている「トミカ・リミテッド・ヴィンテージ」は、「プリンス・スカイウェイ」(スカイラインのバン、しかもよりマニアックな初代の最終型)をベースにした救急車を発表。後ろに見えるのは、小型ボンネットトラックの「日産ジュニア」の消防車。「トミカ」と同じ1/64スケールで、この再現度!
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「エブロ」からは、なんと70年代のグラチャンこと富士グランチャンピオンシリーズを戦ったマシンが登場! ゼッケン36(木倉義文)とゼッケン16(漆原徳光)の1973年「ローラT290」をはじめ、「マーチ73S」「GRD S74」の3車種8タイプが2010年発売予定。往年のモータースポーツファンにはたまらないが、さすがにロット数の関係でダイキャストとはいかなかったようで、レジン製。予価各1万2600円。
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