トヨタ、今年こそ日本GP優勝めざす【F1 09】

2009.09.29 自動車ニュース

【F1 09】トヨタ、今年こそ日本GP優勝めざす

トヨタ自動車は2009年9月29日、F1日本GPの直前記者会見を開催。レースに向けての意気込みを述べた。

■シンガポールの勢いで勝つ!

いよいよ大詰めを迎えるF1GP。全17戦のうち15戦目となる日本GPを目前に、トヨタF1チームが記者会見を開いた。

今シーズンのトヨタはこれまで、コンストラクターズランキングで5位、ドライバーズランキングで9位(ティモ・グロック)と10位(ヤルノ・トゥルーリ)のポジション。先週末に開催されたシンガポールGPでは、ティモ・グロックが今季最高位となる2位でフィニッシュし、“母国GP”優勝への期待が高まっている。

冒頭の挨拶に立ったチーム代表の山科忠氏も、「日本GPでは、シンガポールで試したパーツをベースに、リアのフロアやサス、ホイールまわりの空力をカイゼンしたので、期待できると思う」などと、前向きなコメント。
SUPER GTなど他カテゴリーのレースを通じ、鈴鹿サーキットの攻略データを数多くもつ同社だが、「情報に溺れて失敗した経験もあるので、今回は練習初日のデータを重視したい」とのこと。「クルマのほうはシッカリ用意できる」ので、「あとは、ヤルノとティモにがんばってもらうだけです」と気合十分だ。

そのヤルノ・トゥルーリは、体調不良のためシンガポールで療養中。記者会見もキャンセルとなったが、サードドライバーの小林可夢偉は、「チームとしてのモチベーションも上がっているので、優勝は付いてくるものと思います」と終始笑顔を見せた。

期待はなんといっても、直前のシンガポールで2位に入ったティモ・グロックだ。2004年にはジョーダンチームでコースを走った経験のあるティモにとって、「鈴鹿は好きなコース」。母国GPとなるチームはもちろん、自身にとっても悲願の初優勝がかかる今回。「運も向いてきており、たとえ雨が降っても楽しんで走ることができると思う」などと、その口調からも余裕が感じられた。

改修を終えた鈴鹿サーキットで開催される日本GPは、3日後、10月2日のフリー走行で開幕。10月4日の昼すぎに決勝スタートとなる。

(webCG 関)

(写真左から)日本GPに向けて気合十分! 山科忠TMG会長兼チーム代表、ティモ・グロック、小林可夢偉の3名。
トヨタ、今年の日本GPこそ優勝めざす【F1 09】
山科氏いわく、母国GPだからといって、日本GP用の特別な開発予算などはないとのこと。昨今どのチームも台所事情は厳しいが、「コスト削減によって、たとえ予備パーツが少なくなることはあっても、個々の性能が落ちることはありえません」。
トヨタ、今年の日本GPこそ優勝めざす【F1 09】
ティモ・グロック(写真左)と小林可夢偉。日本GPのマシンは(シンガポール比で)トータルのダウンフォースを上げつつ、ドラッグ(空気抵抗)をそこそこ抑えた仕様になるという。
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