「VWゴルフ」にスポーティモデル「GTI」追加

2009.08.25 自動車ニュース

「VWゴルフ」のスポーティモデル「GTI」追加

「フォルクスワーゲン・ゴルフ」にスポーティモデル「GTI」追加

フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは2009年8月25日、コンパクトカー「ゴルフ」にスポーティグレード「GTI」を追加設定。9月5日に発売すると発表した。

■伝統を受け継ぐ

初代ゴルフ以来、常にスポーティグレードとして設定される「GTI」が、6代目となる現行ラインナップに加わった。

現行ゴルフ共通の水平基調となるフロントグリルは、GTIエンブレムが備わるハニカムメッシュに変更され、伝統の赤いラインが上下に配される。バンパーのエアインレットや縦型のフロントフォグランプも専用デザインとなる。
リアセクションでは、大型のリアスポイラー、バンパー下のディフューザー、左右2本出しのクロームエグゾーストパイプなどが特徴的。

インテリアは、ブラックとクローム基調のスポーティなカラーリングにまとめられ、各所に赤いステッチでアクセントが付けられた。伝統のチェック柄ファブリックを用いたスポーツシートも目を引くアイテムの一つ。
ラゲッジスペースは、ゴルフの標準モデルと同じく、350リッターを確保する。

■電制デフ「XDS」を初採用

新型GTIの心臓は、新設計となる2リッター直噴ターボの「TSI」エンジン。最高出力は先代より11ps増しとなる211ps/5300-6200rpm、最大トルクは28.6kgmと変わらないが、トルクバンドはより広められた。トランスミッションは、2ペダルMTたる、湿式の6段DSGが組み合わされる。10・15モード燃費は13.0km/リッターを示し、歴代GTIでもっとも省燃費を謳う。欧州の排ガス規制「ユーロ5」に適合することで、クリーンな排ガス性能も示される。

GTI専用にチューニングされたスポーツサスペンションは、フロントを22mm、リアを15mmローダウン化。リアスタビライザーもこれに応じて最適化された。
さらに、フォルクスワーゲンとしては初の装備となる、電子制御式ディファレンシャルロックの「XDS」が採用されるのもニュース。これは低ミュー路での発進/加速時に駆動輪の空転を抑える「EDS」の拡張機能で、中高速でのコーナリング時に内側の駆動輪の荷重不足を感知すると、ブレーキ圧を高めることで空転を防止しトラクションを確保するという仕組みだ。

ゴルフとしては初採用となる、アダプティブシャシーコントロール「DCC」は、18インチタイヤとのセットオプションで用意される。「コンフォート」「ノーマル」「スポーツ」の3段階のモードを選択できるようになり、路面状況にあわせダンパーの減衰力や電動パワステの特性などが適宜変更される。

安全面では、音響センサーを備えた、ニーエアバッグを含む9エアバッグを標準装備。ステアリングホイールの切れ角に応じて照射角度を変化させる、ダイナミックコーナリングライト付きバイキセノンヘッドライトも、ゴルフシリーズでは初採用する。

オプションでは前述のDCC+18インチホイールのほか、レザーシート+運転席パワーシートや、SIEMENS製HDDナビゲーションシステム「RNS510」とリアビューカメラのセット、電動ガラススライディングルーフなどが用意される。

ボディカラーは5色展開で、ハンドル位置は右のみの設定。価格は366.0万円となる。

(webCG 本諏訪)

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