【スペック】全長×全幅×全高=4891×1872×1442mm/ホイールベース=2874mm/車重=1840kg/駆動方式=FR/6.2リッターV8DOHC32バルブ(525ps/6800rpm、64.2kgm/5200rpm)(欧州仕様車)

メルセデス・ベンツE63AMG(FR/7AT)【海外試乗記】

本気で過激 2009.08.24 試乗記 メルセデス・ベンツE63AMG(FR/7AT)

新型「Eクラス」に、AMGの手になるハイパフォーマンスモデルが追加された。激しさを増す最新AMGモデルの走りを、ドイツで試す。

予想を超えた変貌ぶり

メルセデス傘下になって以降のAMGには、もはやかつての過激なチューニングカーというイメージは無い。圧倒的な高性能には変わりないが、その味わわせ方はルックスも含めて洗練されたものへと姿を変えてきていた。

しかし、流れは変わり始めたようだ。発端は、現在の主力ユニットである100%自社開発のV型8気筒6.2リッターDOHCユニットの登場。限定車「ブラックシリーズ」の投入、そして「C63AMG」「SL63AMG」といった最新作では、ここまでやるかというくらいの過激路線へと完全にシフトしたように見受けられる。
新型E63AMGは、そんな最近のAMGの流れに乗って登場した。その変貌ぶりは予想を超えた驚きをもたらすものだ。

外観はさほど刺激的なものではない。前後バンパー、ライトまわり、エグゾースト等々お約束の部位は、より精悍な仕立てとされているが、フード先端に立ったままのスリーポインテッドスターに象徴されているように、Eクラスに相応しいフォーマル感はキープされている。
しかしよくよく目を凝らして見れば、ある違いに気付くことになるはずだ。フロントフェンダーが微妙に膨らんでいるのである。ここにピンと来た人は、やはりこのクルマは只者ではないとにわかに理解することだろう。

実際、その中身は相当攻めている。エンジンはお馴染みV型8気筒6.2リッターDOHC。スペックはSL63AMGと同じ最高出力525ps、最大トルク64.2kgmとされ、それでいて燃費は約12%向上しているというが、それだけでは驚くほどではない。しかし、そこにギアボックスまでSL63AMGのAMGスピードシフトMCTを流用しているとなれば、目を見開かざるを得ないというものだ。


メルセデス・ベンツE63AMG(FR/7AT)【海外試乗記】
カーボン製のトランクスポイラーは、オプションとなる「パフォーマンスパッケージ」に含まれる。
メルセデス・ベンツE63AMG(FR/7AT)【海外試乗記】

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