「ブースターケーブルによるエンジン始動はダメ?」

2009.08.15 クルマ生活Q&A バッテリー

「ブースターケーブルによるエンジン始動はダメ?」

近所の整備工場で「最近のクルマはバッテリーが上がってしまっても、ブースターケーブルで他車とつないでエンジンを始動してはダメだ」と言われました。
なんでも、カラのバッテリーに一気に電流が流れると、その衝撃でコンピュータ類が壊れてしまうことがあるからだそうです。同様の理由でバッテリーの交換も自分で行わない方がいいとも言われました。本当でしょうか?

お答えします。ダメだといわれても、ブースターケーブルを使って他車に救援を頼まなければならない状況もあるでしょう。
つまりブースターケーブルによるエンジン始動は、自動車メーカーとしては当然ながら想定内です。ですから、それによってコンピュータ類が破損することなどがないように設計されています。
とはいうものの、供給される電圧が不安定だと、コンピュータをはじめとする電子機器の正確な作動に影響を与える可能性はあります。ブースターケーブルによる始動を行う際でも、ケーブルをつないだら即座に双方のエンジンをかけて……というような方法は避けるべきです。

ブースターケーブルで2台のクルマをつないだら、すぐにエンジンをかけずに5分ほどそのままの状態にしておきます。こうすることによって、水が高いところから低いところに流れるように、カラになったバッテリーにいくらか電気が貯まります。その後、救援される側のクルマのエンジンを始動します。救援する側のエンジンはかけません。こうすれば、双方のクルマに与える負担は少なく済むのです。

バッテリー交換に関しては、バッテリーを外すことで時計が狂ったり、オーディオなどのメモリーが消失してしまうことはあります。しかし交換によってコンピュータ類が破損することはありません。