【スペック】全長×全幅×全高=4455×1820×1430mm/ホイールベース=2610mm/車重=1590kg/駆動方式=FF/1.6リッター直4DOHC16バルブターボ(140ps/5800rpm、24.5kgm/1400-3500rpm)/価格=455.0万円(テスト車=同じ)

プジョー308CC グリフ(FF/4AT)【試乗記】

オープンカーというよりも…… 2009.08.14 試乗記 プジョー308CC グリフ(FF/4AT)
……455.0万円

プジョーの4人乗りオープン「308CC」。実用的でオシャレなクーペ・カブリオレに試乗して一番心に残ったのは、屋根が開くところではなく……。

フランス車らしさとは?

都心の渋滞から高速道路、そして山道まで、「プジョー308CC」を走らせて、しみじみ「フランス車だなぁ」と思った。もちろん、20秒(Gショックのストップウォッチ機能で計ったら、実際はあと2〜3秒余分にかかった)で開閉する電動格納ハードトップを備えたCC(クーペ・カブリオレ)である。けれど、より深く心に刺さったのはオープンカーという側面よりも、フランス車らしさだった。

という話を『webCG』スタッフに振ったところ、「フランス車っぽいってどういうことですか」というカウンター攻撃を食らってギクリ。「フランス車っぽい」という表現を自分はよく使うけれど、確かにその定義は曖昧だ。腕組みして、プジョー308CCのフランス車っぽい部分について考える。

真っ先に浮かんだのはリアのデザインが面白いということだ。最近だったらシトロエンの「C4ピカソ」とか「C6」、ちょっと前ならルノーの「メガーヌ」や「アヴァンタイム」、もっと昔なら「プジョー505」や「シトロエンCX」。昔からフランス車は、お尻の形を大事にしてきたように思う。一方、アウトバーンで先行車に自分の存在をアピールするために、ドイツ車は顔にポイントを置く。

プジョー308CCも、どちらかといえば顔よりもお尻に特徴がある。屋根を閉じた状態だと、ラウンドしたリアウィンドウとなだらかに落ちるトランク、ふたつの曲面の関係が面白い。屋根を開けると、立体的でパンと張ったステキなお尻の形が強調される。そして308CCは、見た目だけでなく走らせた時の手触りもフランス車っぽかった。

「308CC」には「プレミアム」と「グリフ」の2グレードがある。どちらもレザーシートとなるが、今回試乗したゴージャス版の後者では、ダッシュボードまでレザーで覆われる。ホワイトメーターやステアリングホイールは「CC」専用。
「308CC」には「プレミアム」と「グリフ」の2グレードがある。どちらもレザーシートとなるが、今回試乗したゴージャス版の後者では、ダッシュボードまでレザーで覆われる。ホワイトメーターやステアリングホイールは「CC」専用。
プラットフォームは、「プジョー307」に補強、改良を施したものを使用する。「308CC」は、オープン化に伴うボディ補強などでハッチバック仕様に比べると約200kg重量が増えている。
プラットフォームは、「プジョー307」に補強、改良を施したものを使用する。「308CC」は、オープン化に伴うボディ補強などでハッチバック仕様に比べると約200kg重量が増えている。
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