【スペック】全長×全幅×全高=4730×1780×1505mm/ホイールベース=2750mm/車重=1480kg/駆動方式=4WD/2.5リッター水平対向4気筒DOHC16バルブ+ターボ(285ps/6000rpm、35.7kgm/2000-5600rpm)/価格=320万2500円(テスト車=370万6500円/クリアビューパック+濃色ガラス+オールウェザーパック+LEGACYマッキントッシュ・サウンドシステム&HDDナビゲーションシステム=50万4000円)

スバル・レガシィB4 2.5GT Sパッケージ(4WD/6MT)【試乗記】

見ると乗るとじゃ大違い 2009.08.03 試乗記 スバル・レガシィB4 2.5GT Sパッケージ(4WD/6MT)
……370万6500円

ファンの意見が賛否両論の新型「スバル・レガシィ」だが、B4のMTモデルに試乗したリポーターは、広さと走りには大満足。しかし、一つだけどうしても気になるところがあるという。それは……。

みんなレガシィが好き

盛り上がるよなぁ、レガシィ論争。ここ最近、賛否をめぐる議論がここまで白熱したニューモデルはなかった。「コンパクトなサイズがよかったのに」「ツーリングワゴンの独特の後ろ姿が好きだった」「いやいや、大きくなったけれど“走り”は健在」などなど、みんながみんな、「オレのレガシィ」を熱く語る。実際にレガシィを所有した経験があろうとなかろうと、10人いれば10通りの「レガシィ論」がある。そんな日本車、なかなかない。

今回試乗した「レガシィB4 2.5GT」(ちなみに6段MT)を前に、僭越ながら自分もレガシィに関する印象を述べさせていただきます。従来型より幅が50mm広くなったことで取り回しは悪くなっているけれど、それでもサイズが大きくなったことを悪く言うつもりはない。個人的に残念なのは、大型化よりもカッコ悪いことに尽きる。これでもし、かつての「シトロエンXM」みたいに未来的なフォルムだったら、これぐらいのサイズでも全然OKなのだ。

需要の5割を占めるアメリカ市場に向けて、「レガシィB4」も「レガシィ・ツーリングワゴン」も、従来型より約10cm長くなった。とはいえ「日産スカイライン」より25mm短いから、目くじらを立てるほど巨大だとは思わない。「狭い道で苦労するけどカッコいいから我慢しよう」と思えるようなデザインをまとっていたら、あるいは「メジャーリーグで戦うためにはそれぐらいのボディが必要だ」と、大型化を積極的に支持したかもしれない。

ま、歴代レガシィだって、ごちゃごちゃと飾り立てないという美点はあったものの、それほどの色男だったわけじゃない。技術を丁寧に磨いて、真面目にクルマ作りをしています、という姿勢が外観に表れていたから、歴代レガシィのシンプルさは清々しかったし、知的にも見えた。

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