「フェラーリ458イタリア」、570psで今秋デビュー【フランクフルトショー09 】

2009.08.01 自動車ニュース

【フランクフルトショー09 】「フェラーリ458イタリア」、570psで今秋デビュー

伊フェラーリは2009年7月28日、V8エンジンを搭載するニューモデル「フェラーリ458イタリア」を、今秋開催される第63回フランクフルトショーでデビューさせると発表した。

■より軽く、より強く

「フェラーリ458イタリア」は、V8ユニットをミドに積むフェラーリのスポーツカー「F430」の後継モデルだ。
エンジンの排気量(4.5リッター)とシリンダー数(8気筒)からなるモデル名には、母国イタリアの名称も追加。同社のルカ・ディ・モンテゼーモロ会長をして、「人々の創造的なひらめき、製品の品質、そしてデザイン性の高さを体現したモデル。イタリアという国、そしてイタリアがもつ独自性に敬意を表することができた」と言わしめるスーパースポーツである。

イタリアを代表するカロッツェリア、ピニンファリーナが手がけたエクステリアは、美しさはもちろん、空力性能も追求したとされるもの。ノーズにはダウンフォースを発生させる「小型空力弾性ウィングレット」が備わり、車速が上がるとラジエーターの吸気口も変形、空気抵抗を低減させるという。
そんなボディのスリーサイズは全長×全幅×全高=4527×1937×1213mmで、F430とほぼ変わらず。ただし、ホイールベースは2650mmへと50mm延長。車重は70kg軽い1380kgにおさまった。
インテリアは主な制御装置をハンドル部分に集約したつくりで、「人間工学に基づく革命的なインターフェースを採用した新しいレイアウト」(プレスリリース)とアピールされる。

新しい跳ね馬は、心臓もさらに強力になった。2つのシート後方に収まるV8ユニットは、現行型「F430」のものを80psと7.6kgm上まわる、570ps/9000rpm、55kgm/6000rpmを発生。ツインクラッチ式の7段セミオートマを介してムチをあてれば、3.4秒で0-100km/h加速を終え、325km/hのトップスピードへとドライバーをいざなう。
足まわりは、フロントがダブルウィッシュボーン式で、リアがマルチリンク式。ブレーキには、前もってパッドをディスクに接触させ操作の遅れを最小限に抑える「プレフィル機能」が備わる。

「革新的な制御ロジックにより、グリップレベルをより迅速かつ正確に計算し、優れたロードホールディング、ハンドリング、極限状況におけるコントロール性能を容易に確保できた」とされる「458イタリア」。その開発には、フェラーリのF1パイロットとして知られたミハエル・シューマッハーも企画段階から関わったとのこと。
時にサーキットを徹底的に走ることも視野に入れたモデルという位置付けで、より実用性の高い2+2モデル「カリフォルニア」とともに、V8フェラーリのラインナップを固めることになる。

(webCG 関)

「フェラーリ458イタリア」
「フェラーリ458イタリア」
デザインを手がけたのはピニンファリーナ。前後の重量配分は42:58と伝えられる。
デザインを手がけたのはピニンファリーナ。前後の重量配分は42:58と伝えられる。
ミドには570psの心臓が鎮座。ガラス越しにその存在をアピールする。
ミドには570psの心臓が鎮座。ガラス越しにその存在をアピールする。
F430の面影が残るリアビュー。3本出しエグゾーストが顔をのぞかせる。
F430の面影が残るリアビュー。3本出しエグゾーストが顔をのぞかせる。

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