メルセデス、電気で走るスーパーカーを開発中

2009.07.22 自動車ニュース

メルセデス、電気で走るスーパーカーを開発中

独ダイムラーは2009年7月16日、現在開発中のスーパースポーツカー「メルセデス・ベンツSLS AMG」にEV(電気自動車)バージョンを追加すると発表した。

「SLS AMG」は、「SLRマクラーレン」の後継と目される、メルセデス・ベンツのハイパフォーマンスモデル。既報のとおり、2010年の発売を目指して開発が進められるなか、今回新たにEV、すなわち電気自動車バージョンの発売計画が明らかになった。

「メルセデス・ベンツSLS AMG with electric drive」と呼ばれるそれは、ベースモデルと同様に、跳ね上げ式ドアをもつ、総アルミ製の軽量ボディが特徴だ。
ただしパワーユニットは、鼻先に収まる6.2リッターV8ユニット(571ps、66.3kgm)に代えて、合計4つのモーターを車輪それぞれのすぐそばに配備。いわく、“4輪を独立して駆動することでトルクの伝達ロスを抑える、賢い4WD方式”を採用する。

アウトプットは533psと89.7kgmで、出力こそ一歩譲るものの、ガソリンのV8モデルを大きく凌ぐ大トルクはモーターならではの強み。約4秒で0-100km/h加速をこなすなど、V8モデルに比べても遜色ないパフォーマンスを発揮する。

また、床下中央のセンタートンネル部分やシートの裏側などに、重量がかさむリチウムイオンバッテリーモジュールをおさめるなどして、マスの集中化と低重心化に配慮。ガソリンエンジンモデルと変わらぬ、理想的なハンドリングが得られるという。

ハイパフォーマンスとゼロエミッションを融合させる理想的なパッケージングと謳われる、新型EVメルセデス。ダイムラーはこのモデルで、スーパースポーツの定義を一新したいとしている。

(webCG 関)

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