第100回:小学生が続々フェラーリ&メルセデスで運転デビュー。その裏にある深〜いワケ?

2009.07.18 エッセイ

第100回:小学生が続々フェラーリ&メルセデスで運転デビュー。その裏にある深〜いワケ?

「6thギア・エクスペリエンス」の操縦体験。お姉さんインストラクターが教えているところ。
「6th gear experience」のホームページ
http://www.6thgearexperience.com/
第100回:小学生が続々フェラーリ&メルセデスで運転デビュー。その裏の深〜いワケ?

「17歳で運転免許」なるか?

イタリア国会では道路交通法の改正案が審議されている。法案が通ると、一部の高速道路の制限速度が、従来の130km/hから150km/hに緩和される。

同時にこの法案、「すでに原付免許を取得していて、かつ運転経験10年以上のドライバーが同乗する」という条件付きではあるが、免許取得年齢を18歳から17歳に引き下げるというのも話題になっている。

最近はどうか知らないが、ボクが子供の頃は、早く免許が取得できる年齢になりたくて仕方がなかったものだ。
小学生の頃には、すぐに免許をとって、最初のクルマはフォルクスワーゲン(初代)シロッコと決めていた。何のことはない。東京多摩地区在住だったボクにとって、自動車雑誌『CAR GRAPHIC』でもっとカッコいいクルマをたくさん知ってはいても、近くに輸入車販売店がヤナセしかなかったのである。

我が家にはミハエル・シューマッハーの実家と違い、カート場などなかった。それに、そもそもボク自身は閉鎖されたサーキットなどではなく、広い世の中を走ってこそ運転だと思っていた。
しかし免許取得前にクルマの運転などというのは、たとえ公道でなくてもご法度の風潮が、当時はあった。だから「クルマを運転してみたい」などとは、親の前では口に出しにくいムードが漂っていた。

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大矢 アキオ

大矢 アキオ

コラムニスト。国立音楽大学ヴァイオリン専攻卒にして、二玄社『SUPER CG』元編集記者、そしてイタリア在住20年という脈絡なき人生を歩んできたものの、それだけにあちこちに顔が広い。今日、日本を代表するイタリア文化コメンテーター。10年以上にわたるNHK『ラジオ深夜便』リポーター、FM横浜『ザ・モーターウィークリー』季節ゲストをはじめラジオでも活躍中。『Hotするイタリア』『イタリア発シアワセの秘密 ― 笑って! 愛して! トスカーナの平日』(ともに二玄社)、『カンティーナを巡る冒険旅行』『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(ともに光人社)、電子書籍『イタリア式クルマ生活術』(NRMパブリッシング)など数々の著書・訳書あり。