【スペック】全長×全幅×全高=4435×1930×1252mm/ホイールベース=2650mm/車重=1690kg/駆動方式=4WD/5.2リッターV10DOHC40バルブ(525ps/8000rpm、54.0kgm/6500rpm)/価格=1994.0万円(テスト車=2236.0万円/カーボンデコラティブパネル=32.0万円/アウディマグネティックライド=27.0万円/ステッチング+レザーパッケージ2=87.0万円/アルカンタラヘッドライニング=21.0万円/カーボンシグマサイドブレード=29.0万円/カーボンエンジンカバー=46.0万円)

アウディR8 5.2 FSI クワトロ(4WD/6AT)【試乗速報】

良家のアニキはつらいよ 2009.07.17 試乗記 アウディR8 5.2 FSI クワトロ(4WD/6AT)
……2236.0万円

アウディのスーパースポーツ「R8」に、V10エンジンを搭載する最強グレードが登場。サーキットの全開走行でわかった、その素性とは?

香りからして美味しそう

国内屈指の高速コーナーである、富士スピードウェイの100Rを下ってターンに入る。アクセルをじわり戻すと、クルマは慣性でサーッと向きを変えた。コーナリング中にスピードメーターを見る習慣はないが、明らかに高い車速で景色は流れ、そのなかをまるでリア駆動の軽量スポーツカーをコントロールしているかのような感覚のままヘアピンへと駆け上がってゆく。

「なんてあけすけなクルマなんだ!」

これが「アウディR8 5.2 FSI クワトロ」の第一印象。このクルマが2000万円くらいするという事実さえ忘れることができれば、その走りはさらにファン・トゥ・ドライブを高めてくれそうだ。
まずは社交辞令……なんていうまどろっこしいプロセスは不要。ひっさびさに本音で語れるスポーツカーだな、とウォーミングアップランですっかりホットにしてくれたR8に、少し感心した。

さて、R8 5.2 FSI クワトロのトピックスは、なんといってもそのV10エンジンにある。最高出力525psを、8700rpmという高回転で発生。さらにその心臓を低く搭載するために、そして高G領域でもオイルをとぎれさせないように採用したドライサンプの潤滑方式。そんなレーシングカーのごとき組み合わせが、V8モデルで好評を博したシャシーで実現したら、一体どれほどの走りになるのか!?……しかも、重量配分は44:56と、フルタイム4WDのクワトロシステムを採用しながら、理想的なミドシップの数値。期待は高まるばかりなのだ。

外観上、より外側に膨らんだボディサイドのエアインテークや楕円型のマフラーエンド、格子型のフロントグリルなどがV8モデルと異なる。
外観上、より外側に膨らんだボディサイドのエアインテークや楕円型のマフラーエンド、格子型のフロントグリルなどがV8モデルと異なる。
「R8 5.2 FSI クワトロ」のミドに積まれるのは、「アウディ史上最強にして最速」と謳われる、V10エンジン。V8モデルより105ps増しの525psを発生する。
「R8 5.2 FSI クワトロ」のミドに積まれるのは、「アウディ史上最強にして最速」と謳われる、V10エンジン。V8モデルより105ps増しの525psを発生する。

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