第18戦アブダビGP決勝結果【F1 2012 速報】

2012.11.05 自動車ニュース

【F1 2012 速報】第18戦アブダビGP、大荒れのレースでライコネンが復帰後初優勝

F1世界選手権第18戦アブダビGP決勝が、2012年11月4日、アブダビのヤス・マリーナ・サーキット(5.554km)を55周して行われた。

4連勝中のポイントリーダー、セバスチャン・ベッテルの予選失格に始まり、トップ走行中のルイス・ハミルトンのリタイア、相次ぐクラッシュによる2度のセーフティーカー導入と大荒れの週末となった今回、レースを制したのはロータス・ルノーのキミ・ライコネン。F1復帰後18レースで、2009年ベルギーGP以来となる勝利を得た。これで今季誕生したウィナーは8人となった。
ロータスの名が優勝したのは1987年アメリカGP以来となるが、当時のチームをオリジンとしていない元ルノーの系譜からすると、2008年日本GP以来のVである。

2位は、フェラーリを駆るドライバーズランキング2位のフェルナンド・アロンソ。予選では7番手タイムだったものの、タイトルを争う最大のライバル、ベッテルが最後尾からスタートすることとなり、13点のポイント差を詰める最大のチャンスが訪れたかに見えた。しかし結果的に縮められたのはたった3点だけ。レッドブルのベッテルが怒濤(どとう)のごとき勢いで3位まで挽回したからだった。

ベッテルは、スタート直後にフロントウイングを壊すなどし、大勢が1ストップで走り切ったところ2回ピットインしなければならなかったが、クレバーかつアグレッシブな走りで表彰台まで到達することに成功した。

マクラーレン・メルセデスのジェンソン・バトンは残り4周でベッテルに抜かれ4位、ウィリアムズ・ルノーのパストール・マルドナドは3番グリッドから5位でフィニッシュした。ザウバー・フェラーリの小林可夢偉は6位でゴールし日本GP以来の入賞、フェラーリのフェリッペ・マッサはスピンを乗り越え7位でチェッカードフラッグを受けた。

スタート直後に接触事故を起こしたウィリアムズのブルーノ・セナが8位、フォースインディア・メルセデスのポール・ディ・レスタ9位、そしてトロロッソ・フェラーリのダニエル・リチャルドが16番グリッドから10位入賞を果たした。

以下、11位ミハエル・シューマッハー(メルセデス)、12位ジャン=エリック・ベルニュ(トロロッソ)、13位ヘイキ・コバライネン(ケイターハム・ルノー)、14位ティモ・グロック(マルシャ・コスワース)、15位セルジオ・ペレス(ザウバー)、16位ビタリー・ペトロフ(ケイターハム)、17位ペドロ・デ・ラ・ロサ(HRTコスワース)が完走した。

最後尾から表彰台まではいあがったベッテルはポイントを255点とし、ランキング2位アロンソとのギャップは13点から10点となった。一方今季初優勝したチャンピオンシップ3位のライコネンはトップから57点離され、この時点でタイトル争いは完全に2人に絞られた。

コンストラクターズタイトル争いは、首位レッドブル422点、ランキング2位のフェラーリは340点で82点差。残る2戦で獲得できる最大ポイントが86点であることからすると、レッドブル3連覇は目前である。

(文=bg)

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