【スペック】全長×全幅×全高=4460×1745×1490mm/ホイールベース=2700mm/車重=1400kg/駆動方式=FF/1.8リッター直4DOHC16バルブ(99ps/5200rpm、14.5kgm/4000rpm)+交流同期電動機(82ps、21.1kgm)/価格=327万円(テスト車=349万6800円/HDDナビゲーションシステム+プリウス・スーパーライブサウンドシステム+ヘッドアップディスプレイ=21万6300円/ETCユニット=1万500円)

トヨタ・プリウス Gツーリングセレクション レザーパッケージ(FF/CVT)【試乗記】

売れるからにはワケがある 2009.06.24 試乗記 トヨタ・プリウス Gツーリングセレクション レザーパッケージ(FF/CVT)
……349万6800円

不景気を吹き飛ばすほどの大ヒットが伝えられる「トヨタ・プリウス」。最新型ハイブリッドカーのもつ“商品力”とはいかなるものなのか、最上級グレードで検証してみた。

ハイブリッドもパワーの時代

新しいプリウスに新設された「PWR MODE」ボタンを押してスロットルペダルを踏み込むと、ちょっと驚く勢いで前へ飛び出す。「プリウス→ハイブリッド→エコ→草食系」といった月並みな先入観をもって全力加速に臨むと、まったく意外の感にうたれる。
1.8リッターに拡大したエンジンと、出力が上がったモーターとの組み合わせをもって、トヨタは新型プリウスを「2.4リッター並みの動力性能」と喧伝する。実際、電気モーターの助力を得て、極低回転域から野太いトルクを発生させての加速は、さもありなん、と納得させるものがある。

初代プリウスが、北米輸出にあたってエンジンとモーターのアウトプットを大幅に上げたのと同じく、どうもアメリカ人ほどは感心しなかったらしいヨーロッパのユーザーを振り向かせるべく、3代目プリウスは動力系を大いに強化して登場した。
“ハイブリッドを言い訳にしない”2代目に代替わりしてもなお、ハイブリッドの利点を活かしにくく、得手とは言いかねた高速巡航も、ニュープリウスは十二分にこなす。しっかりした乗り心地と直進性。ドライバーの溜飲を下げさせる追い越し加速。生まれたばかりのプリウスが、ときに高速道路で「亀マーク」を点灯させて失速したのは、いまとなっては懐かしい笑い話だ。


トヨタ・プリウス Gツーリングセレクション レザーパッケージ(FF/CVT)【試乗記】の画像

トヨタ・プリウス Gツーリングセレクション レザーパッケージ(FF/CVT)【試乗記】の画像
2代目のデザインを踏襲するリアビュー。しかし、LEDのリアコンビランプなどのディテールは最新モデルならでは。
2代目のデザインを踏襲するリアビュー。しかし、LEDのリアコンビランプなどのディテールは最新モデルならでは。
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