【スペック】全長×全幅×全高=4430×1810×1710mm/ホイールベース=2605mm/車重=1640kg/駆動方式=4WD/2リッター直4DOHC16バルブターボ(200ps/5100-6000rpm、28.6kgm/1700-5000rpm)/価格=422.0万円(テスト車=449.3万円)

フォルクスワーゲン・ティグアン スポーツ&スタイル(4WD/6AT)【ブリーフテスト】

フォルクスワーゲン・ティグアン スポーツ&スタイル(4WD/6AT) 2009.06.16 試乗記 ……449.3万円
総合評価……★★★

使い勝手の良さで人気を集める中型SUV市場に、フォルクスワーゲンが追加したのは、“都会派”を謳う「フォルクスワーゲン・ティグアン スポーツ&スタイル」。このグレードの価値とは?

フォルクスワーゲン・ティグアン スポーツ&スタイル(4WD/6AT)【ブリーフテスト】

本質を考えれば……

フォルクスワーゲン初の中型SUVとして、2008年9月に登場した「ティグアン」。「トラック&フィールド」に続いて導入された「スポーツ&スタイル」は、よりオンロード向けのテイストを強めた上級モデルである。大型のバンパースポイラー、インチアップされたタイヤなどを備え、エンジンもより強力に。装備も充実度が高められている。
そうは言っても、そもそもティグアン自体、それなりに強力なオフロード性能を持ちながら、基本的にはオンロード志向のSUVであり、そういう意味ではそれほど大きな差があるわけではない。トラック&フィールドだって、オンロードSUVとしての完成度は相当ハイレベルだ。よってその動力性能と外観の差に55万円の価値を見出せるか否かが、選択の決め手となる。
乗ってみればたしかに違いはある。基本的にはチューン違いであり、それほど差はないだろうと思ったエンジンも、ハッキリ速さに差があるし、フットワークも味付けは別だ。見た目や装備も、価格に見合った価値は十分あると言えるだろう。
しかし個人的には、もし奨めるならトラック&フィールドかなと思っている。アレコレ付いているわりには高くなっていないとは言っても、それが不要な人にとっては買い得とまでは言えない。それに、よりスポーティな走りで“都会派”の外観で……なんて、他のどのブランドもやっていること。わざわざ埋没するためにエクストラコストを投じなくてもいい。
それになんと言っても、トラック&フィールドのなんとなく漂う道具的な感覚や穏やかな走りっぷりの方がフォルクスワーゲンらしいし、なによりティグアンの本質には近いのではないか。そんなふうに思うのである。

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

ティグアンの他の画像を見るためには、写真一覧をご覧ください。

関連記事 ホームへ戻る