【スペック】全長×全幅×全高=4415×1795×1475mm/ホイールベース=2625mm/車重=1480kg/駆動方式=4WD/2.5リッター水平対向4DOHC16バルブターボ・インタークーラー付き(300ps/6200rpm、35.7kgm/2800-6000rpm)/価格=315万円(テスト車=382万2000円)

スバル・インプレッサ WRX STI A-Line(4WD/5AT)【ブリーフテスト】

スバル・インプレッサ WRX STI A-Line(4WD/5AT) 2009.06.09 試乗記 ……382万2000円
総合評価……★★★★

高性能をもっと気軽に――そんなファンの声に応えたという、AT版の「WRX STI」。走りや乗り心地の“実際”をリポートする。

親しみやすい「能ある鷹」

レース競技やスポーツ走行を楽しむために、絶対的な性能を求めるユーザーには邪道? かもしれないが、バリバリ硬派なクルマを片手片足でラクラク操作で乗るという商品企画は、アリだと思う。今回の「インプレッサ WRX STI A-Line」は、そんな目的のユーザーにとっては★5つのクルマだろう。

しかしそうであるならば余計に、ごく日常の運転状況における乗り心地を考えたいところ。すなわちフラット感や、G的な突き上げ緩和を求めたい。微小ストローク域だけでも、いっそうの快適化を望みたい。

逆に、そうした「荒さ」こそこのモデルに求めたいとする人もいるだろう。
つまり、自分ではそんな野蛮な運転はしないが「やればできるんだろうな……」という想像の世界を思い描く人には、ぴったりなモデルなのだ。細かい評価は後述するが、高性能車をお手軽にというコンセプトが達成されているのは間違いない。

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