プジョーの新型ミニバン「5008」、今秋デビュー

2009.06.08 自動車ニュース
「プジョー5008」
プジョー初のミニバン「5008」、今秋にも登場

プジョーの新型ミニバン「5008」、今秋デビュー

仏プジョーは、新型のコンパクトミニバン「5008」を公表。2009年9月に開催されるフランクフルトショーで正式に披露する。

■イメージは超高速列車

欧州で好調な「ルノー・グランセニック」や「シトロエンC4ピカソ」に対抗すべく、プジョーは3列シートミニバン(5人乗り仕様もあり)をラインナップに加える。

ボデイサイズは、全長×全幅×全高=4529×1837×1639mm。超高速列車をイメージした空力自慢のボディをまとう。空気抵抗係数を示すCd値は0.29だ。そのデザインは同社のクロスオーバー「3008」にも通じるもので、クロームグリルに、サイドがシャープにつり上がったヘッドライトなど、フロントはプジョーであることが一目で認識できる。一方、テールランプは、リアサイドの窓まで長く伸びる、ユニークな形状になっている。

インテリアは、プジョー最大を謳うパノラミックルーフなどがもたらす、広い視野と明るさがセリングポイント。横方向の居住性にもこだわり、室内幅は、1列目で1476mm、2列目が1520mm、3列目でも1341mmを確保した。

運転席は人間工学を追及したという設計で、シートだけでなく、ステアリングアングルも308と同じものに。MPV特有の高い着座位置からの良好な視界と、快適なドライビングポジションを提供する。2列目は独立型の3座で、2段階のリクライニングと前後130mmのスライドが可能。3列目の空間や乗降のアクセス性、荷室の容量拡大に配慮したという。

荷室容量は、3列目シートを倒した状態で、ライバルを凌ぐという最大823リッターを確保。2列目シートも折りたたむと最大2506リッターまで拡大できる。長尺物は、助手席を倒せば2.76mまで積載可能だ。さらに、センターコンソールに10.5リッター、5座仕様ではフロア下に60リッターの収納スペースがある。

■快適装備や安全装備もウリ

マルチメディア・システムも充実させた。1列目のヘッドレスト背後に、左右それぞれ独立した2つの7インチモニターを設置。ビデオやゲーム、DVDなどのマルチコネクター、2つのBluetoothヘッドホンも備わる。USBポートなども備わっている。

セキュリティ面では、速度などのインフォメーションをドライバーのフロントに映し出す「ヘッドアップディスプレイ」、レーダーで前車との車間距離を警告する「ディスタンスアラート」など、最新の安全機能を投入。雪上など滑りやすい路面でのスリップをおさえるなど、車体の挙動を安定させる「スノーモーション」。3列目シートまで保護するヘッド/カーテンエアバック、ESPなども備わる。

かような新型ミニバンのボディを引っ張るパワーユニットは、ガソリンは最高出力120psと156psの1.6リッターの2本立て。ディーゼルはより多く、110psの1.6リッター、163psの2リッターなど4種類をラインナップ。
欧州では、今年の秋に発売される見通しとなっている。

(文=野口友莉/YUYU)

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