【スペック】XKRクーペ:全長×全幅×全高=4790×1915×1320mm/ホイールベース=2750mm/車重=1810kg/駆動方式=FR/5リッターV8DOHC32バルブスーパーチャージャー付き(510ps/6000-6500rpm、63.7kgm/2500-5500rpm)/価格=1550万円(テスト車=1569万8000円/20インチKalimnosアロイホイール=19万8000円)

ジャガーXKRクーペ(FR/6AT)/XKポートフォリオ・コンバーチブル(FR/6AT)【試乗速報】

若返りは成功したか? 2009.06.08 試乗記 ジャガーXKRクーペ(FR/6AT)/XKポートフォリオ・コンバーチブル(FR/6AT)
……1569万8000円/1450万円

5リッターエンジンを搭載した最新の「ジャガーXK」に試乗した。リポーターは、変わりつつあるジャガーの脈動を、このクルマからも感じたという。

口は出さない

米国資本のフォードを離れ、インドの財閥系自動車メーカー、タタ(Tata)モータースの傘下に入って最初の新作ジャガーが「XK」シリーズである。グランドトゥアラーのXKが現行の2世代目に生まれ変わったのは2006年夏。新作といっても2年半ぶりの大がかりなマイナーチェンジだが、果たしてそこにインディアン・テイストみたいなものが滲んでいるのかどうか、興味がもたれた。

結論から言うと、べつにカレーのニオイはしなかった。フォード傘下時代のジャガーは、プラットフォームやエンジンで可能な限りフォードとの共通化を図ろうとしたが、インド純国産の国民車メーカーを目指すタタにそうしたシナジー効果は期待できない。旧宗主国の名門ブランドを手に入れたタタの姿勢は、いまのところ「金は出すが、口は出さない」という、よきスポンサーのお手本であるようにみえた。もっとも、製品に影響が出るには、まだ日が浅すぎるだろうが。

2009年4月に発表された新型XKRのフロントバンパー。両脇のエアダクトが特徴。従来この位置にはフォグランプがあった。
2009年4月に発表された新型XKRのフロントバンパー。両脇のエアダクトが特徴。従来この位置にはフォグランプがあった。
エンジンは、NAもスーパーチャージャー付きも、排気量が4.2リッターから5リッターに拡大された。
エンジンは、NAもスーパーチャージャー付きも、排気量が4.2リッターから5リッターに拡大された。

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