【スペック】全長×全幅×全高=4020×1720×1255mm/ホイールベース=2330mm/車重=1160kg/駆動方式=FR/2リッター直4DOHC16バルブ(162ps/6700rpm、19.3kgm/5000rpm)/価格=295万円(テスト車=295万5250円)

マツダ・ロードスターVS RHT(FR/6AT)【ブリーフテスト】

マツダ・ロードスターVS RHT(FR/6AT) 2009.06.05 試乗記 ……295万5250円
総合評価……★★★★
2008年末にマイナーチェンジされたマツダのオープンスポーツ「ロードスター」。オープンカーの季節到来! ということで、改めてハードトップモデルに乗り、その仕上がりを確かめた。

納得できないコトもある

春の日差しが心地良い、絶好のオープンカー日和に「マツダ・ロードスター」を借り出した私は、久しぶりにオープンエアモータリングを満喫した。都心、高速道路、箱根のワインディングロードなどをドライブしたが、どんな場所、どんなスピードでも、走る愉しさをもたらしてくれるロードスターに惚れ直してしまった。またオープンカーがほしいなぁ……私をそんな気にさせるほど、ロードスターの仕上がりはいい。

しかし、あらためてカタログをチェックすると、ひとつ残念なことを発見。ソフトトップのモデルにはオートマチックの設定がないのだ。
RHT(リトラクタブルハードトップ)のできは文句ないし、確かに便利で快適だが、デザインの好みからいえば、たぶん私はソフトトップを選ぶだろう。私はマニュアルが好きだから問題はないけれど、もしもマニュアルが苦手とか、オートマ免許だったら、RHTしか選べないことになる。これには納得がいかない。

そもそもロードスターにRHTを追加したのは、ロードスターファンを拡大するためだったはず。間口を広げてくれたのは評価するが、だからといって「オートマしか運転できないドライバーはみんなRHT」と押しつけるのは、少しやりすぎではないか? これではかえってユーザーの選択肢が減ってしまう。

オープンカーのように趣味性の強いクルマは、そのスタイリングに魅せられて興味を持つ人は少なくない。便利さや快適さより、デザインにこだわる人も多いだろう。このご時世、あまりラインナップを増やしたくないという売る側の論理もあるだろうが、ファンが支えてきたロードスターだからこそ、買い手の気持ちをもう少し大切にしてほしい。

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