GM破たん! 国有化で経営再建めざす

2009.06.01 自動車ニュース

GM破たん! 国有化を経て経営再建へ

GM破たん! 国有化で経営再建めざす

米政府は2009年5月31日、大手自動車メーカーのゼネラルモーターズ(GM)が、米連邦破産法11条(通称:チャプター11。日本の民事再生法に相当)の適用を申請し、6月1日にも経営破たんすると発表した。

写真は、ゼネラルモーターズの本社がある、ミシガン州デトロイトの「ルネッサンスセンター」。
同社は1908年の創業。世界中に25万人以上の従業員を有し、34カ国で乗用車およびトラックを製造。2008年上半期にトヨタ自動車にその座を譲るまで、77年間に渡って世界一の販売台数を誇った。
GM破たん! 国有化を経て経営再建へ

■GM、国有化へ

かねてから経営危機が噂されていた“ビッグスリーの頂点”ゼネラルモーターズが、倒産する。

アメリカの自動車業界にとっては、2009年4月のクライスラーに続く破綻劇。GMの資産規模は、2009年3月末の時点で823億ドル(邦貨にして約7兆8000億円)とされ、同国の製造業では、過去最大。企業全体でみても、アメリカ史上4番目の規模になる。

新聞各紙の伝えるところによると、GMは今後、「シボレー」「キャデラック」といった有力なブランドや優良資産を保有する「新GM」を設立する。株式の60%を米政府が、12%をカナダ政府などが保有。両政府合わせて約396億ドル(約3兆8000億円)の追加支援が実施され、一時的な国有化のもとで債務の整理など経営再建を図ることになる。

不人気ブランドを含む不採算事業は「旧GM」に分類され、今後、売却などの手段で精算される見通し。経営陣の大半は入れ替えられると報道されている。

なお、米GMの100%子会社である日本法人ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパンはチャプター11の影響を受けないため、今回の破綻劇のあとも、これまでどおり各種サービスの提供を続けるとのことである。

(webCG)

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