【スペック】3.2 FSI クワトロ:全長×全幅×全高=4635×1900×1660mm/ホイールベース=2810mm/車重=1960kg/駆動方式=4WD/3.2リッターV6DOHC24バルブ(270ps/6500rpm、33.7kgm/3000-5000rpm)/価格=660.0万円(テスト車=767.0万円/20インチアルミホイール=15.0万円/電動パノラマサンルーフ=24.0万円/バング&オルフセンサウンドシステム=15.0万円/オートマチックテールゲート=9.0万円/アウディドライブセレクト=44.0万円)

アウディQ5 2.0 TFSI クワトロ(4WD/7AT)/3.2 FSI クワトロ(4WD/7AT)【試乗記】

予想以上にスポーツマン 2009.05.24 試乗記 アウディQ5 2.0 TFSI クワトロ(4WD/7AT)/3.2 FSI クワトロ(4WD/7AT)
……604.0万円/767.0万円

アウディの最新モデル「Q5」は、四輪駆動のSUV。オンとオフ、ふたつの道で、どんな表情を見せるのか? 『webCG』のコンドーと関が、その実力を(ちょっと)味見してみた。

山でも谷でも任せとけ!

コンドー(以下「コ」):アウディがぎょうさん並んでんなぁ。もしかして、今日は新車の展示会?
関(以下「せ」):……ここ、テストコースなんですけど! 「Audi driving experience」、アウディの運転教室ですよ。
コ:そんなムキにならんでも、わかってるて。2001年からずっとやってるやつやろ? 一般のユーザーだけじゃなくて、アウディのスタッフもここで鍛えてるらしいやん。
せ:ちなみに、今日乗るクルマは、デビューしたての「Q5」。
コ:で、……いきなりオフロードかい。……えっ、SUVだからって? 高いクルマやのにモッタイナイ。だいたいこのタイプ、実際は都会を走ってるもんやろ。
せ:ベースとなった「A4」との違いも試せるって仕掛けですよ。さっそく乗ってみましょう。

コ:いきなり急坂! この傾斜、30度はあるとみた。空しか見えへん。てゆーか、こんな道、ふだん見かけへんやろ。
せ:坂道の多い住宅地とか、マツタケ狩りの山道……とか? A4だったらアゴ擦りそうだけど、オーバーハングが短いQ5は、地上高も200mm以上あるからラクラクです。
コ:ワゴンの「A4アバント」より300kgも重いわりには、ずいぶんピックアップがええね。2リッターでも、十分トルキー。グイグイ登っていく。
せ:35.7kgmの最大トルクは、上級グレードの3.2リッターモデルより大きいんですよ。しかも、アイドリング並みの低回転域(1500rpm)から出し切れるのがミソ。
コ:なんか口調が宣伝くさい……。それはそうと、まるで昔のアウディのテレビCMみたいや。スキーのジャンプ台登っていくヤツ。条件が厳しいと、ヨンクの安心感が光るなぁ。
せ:ズリ落ち防止のヒルホールド機能も全車標準。ますます安心。ヒルディセントコントロールも付いていて、前後どちらの向きでも30km/h以下で下りられます。
コ:一生懸命、カタログデータ暗記してきたやろ? だいいち30km/hで後ろ向きに下りるって、十分怖いて! 思わずバックモニターに目が釘付け。

せ:坂にばかり気を取られてたけど、凸凹道で驚くほど乗り心地がいい。
コ:それでグラグラする感じがないのは大したもんや。それなりに背高な感じはするけど、「セダンのような運転感覚」っていうのもウソやない。
せ:むしろ、フットレストあたりの出っ張りや、ブレーキとアクセルが近すぎることが気になります。
コ:別のところが凸凹してんねんな。もともとが左ハンドルやって、いちいち意識させんといてほしいよな。
せ:インパネは右側を向いてたりして。ドライバーオリエンテッドな演出はシッカリおさえられてますね。

「Q5」がズラリ。2.0と3.2の一番大きな識別ポイントはホイールで、前者が6スポークの18インチ、後者が10スポークの19インチとなっている。オプションで5スポークの20インチも選べる。
「Q5」がズラリ。2.0と3.2の一番大きな識別ポイントはホイールで、前者が6スポークの18インチ、後者が10スポークの19インチとなっている。オプションで5スポークの20インチも選べる。
急勾配で頼りになるのが、ヒルディセントコントロール機能。ブレーキペダルを踏まなくても、クルマは速度を抑えて下りていく。
急勾配で頼りになるのが、ヒルディセントコントロール機能。ブレーキペダルを踏まなくても、クルマは速度を抑えて下りていく。
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