【スペック】全長×全幅×全高=4450×1780×1550mm/ホイールベース=2640mm/車重=1390kg/駆動方式=4WD/2リッター水平対向4DOHC16バルブ(150ps/6200rpm、20.0kgm/4200rpm)/燃費=15.8km/リッター(JC08モード)/価格=246万7500円(テスト車=260万9250円)

スバル・インプレッサXV 2.0i-L EyeSight(4WD/CVT)【試乗記】

見た目だけのクルマにあらず 2012.11.13 試乗記 スバル・インプレッサXV 2.0i-L EyeSight(4WD/CVT)
……260万9250円

「スバル・インプレッサ」ファミリーに、SUVライクな装いの「XV」が登場。その走りは? 乗り心地は?

定番のジャンルになる予感!?

これはハッキリ言って、ナンチャッテ商品だろう。古くは初代「インプレッサ」に「グラベルEX」があり、兄貴分の「レガシィ グランドワゴン」(現「アウトバック」)は押しも押されもせぬ定番ジャンルとなった。ただ、グラベルEXにしてもアウトバックにしても、もとはステーションワゴンだから、それなりにSUVルックとの親和性があった気がする。

しかし、それと同じ企画をハッチバック=「インプレッサスポーツ」でやっちまったところが、「XV」のミソである。しかも、先代インプレッサにもXVがあったから、この新型はすでに2世代目。欧州車でも「フォルクスワーゲン・クロスポロ」が2世代続いている。ジワジワとではあるが、これも1ジャンルとして確立しつつあるのかもしれない。

「ナンチャッテ」を英訳するとおそらく「クロスオーバー」になる。ステーションワゴンもミニバンもSUVも最初はすべてクロスオーバー。乗用車の進化はすなわち、ナンチャッテの歴史と言えなくもない。

XVの成り立ちは見たまんまである。インプレッサスポーツにオフローダー風の加飾をあしらって、最低地上高をノーマル比で55mmかさ上げした。また、最新カスタムカーのようなホイールデザインも今回の大きな売り。これまで約10人の知り合いに「新型XVに乗った」と話したが、そのうちの2人から「あのホイールのカッコいいヤツ!?」と言われた。

運転席まわりの様子。インテリアデザインは、ベースとなる「インプレッサスポーツ」のものが踏襲される。
運転席まわりの様子。インテリアデザインは、ベースとなる「インプレッサスポーツ」のものが踏襲される。
専用デザインの17インチアルミホイール。全車に標準で備わる。
専用デザインの17インチアルミホイール。全車に標準で備わる。
ホイールアーチやサイドシルのグラッディング(プロテクター)は、先代モデルの「インプレッサXV」にも見られたもの。「ベースモデルの『インプレッサ』と同時平行で開発したので、追加的な派生モデルだった先代に比べて“取って付けた感”がない」とは開発陣の弁である。
ホイールアーチやサイドシルのグラッディング(プロテクター)は、先代モデルの「インプレッサXV」にも見られたもの。「ベースモデルの『インプレッサ』と同時平行で開発したので、追加的な派生モデルだった先代に比べて“取って付けた感”がない」とは開発陣の弁である。

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