【スペック】全長×全幅×全高=4650×1895×1370mm/ホイールベース=2780mm/車重=1680kg/駆動方式=4WD/3.8リッターV6DOHC24バルブターボインタークーラー付き(485ps/6400rpm、60.0kgm/3200-5200rpm)/価格=1575万円(テスト車=1632万7500円/特別塗装色アルティメイトオパールブラック=57万7500円) (写真左)

日産GT-R スペックV(4WD/6AT)【試乗記】

日産の本気印 2009.05.14 試乗記 日産GT-R スペックV(4WD/6AT)……1632万7500円

日産自動車が、「世界最高のブレーキ」を目指し開発した“カーボンセラミックブレーキ”を搭載する「GT-RスペックV」。その特別なGT-Rを、公道で試した。

意外な一面

いつも過激な風評ばかり乱れ飛ぶ「GT-R」。それも最新の特別バージョンである「スペックV」ならなおさらだ。あまりにも特別なので、どう頑張っても毎月30台そこそこしか作れないし、「サーキット走行を熟知したメカニックが必要となるため」、全国でも7カ所の販売店でしか取り扱わないんだから。こりゃもう想像して胸を焦がすしかない。

でも実際に乗ってみると、そんなに腕力一本槍ってわけでもなく、一般の流れに交じって平和に走れてもしまう万能選手だったりする。日産がサーキットを舞台に報道関係の試乗会など開催して煽るから、獰猛なイメージばかり先行しているが、それはスペックVの一面でしかなく、本人(クルマ?)のためにも不公平だ。

では、走り慣れた公道で、あらためてスペックVを試してみよう。485psの6気筒3.8リッターツインターボも、デュアルクラッチの「6段MT/AT兼用変速機」も標準モデルのGT-Rと同じ。ただ60kg軽量化されているので、馬力荷重が3.588kg/psから3.464kg/psへと少し減り、そのぶん加速は鋭くなっている……なんて、テストコースで計測しなければ把握できっこない。どちらにしても、料金所からドカッと発進し、ちょっと2速で引っ張れば終わりって感じだ。

運転席まわりのデザインは、標準のGT-Rと基本的に同じ。
運転席まわりのデザインは、標準のGT-Rと基本的に同じ。
スペックV専用のカーボンバケットシートを採用する。その価格は、一脚=約100万円とか。
スペックV専用のカーボンバケットシートを採用する。その価格は、一脚=約100万円とか。
リアシートが取り払われた室内の様子。スペックVは、2シーター仕様となる。
リアシートが取り払われた室内の様子。スペックVは、2シーター仕様となる。

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