ルノーデザイン、ル・ケモン氏退任、新任はマツダから

2009.04.14 自動車ニュース

ルノーデザイン、ル・ケモン氏退任、新任はマツダから

仏ルノーは2009年4月10日、新しいデザイン本部長にローレンス・ファン・デン・アッカー氏を任命すると発表した。正式な就任は2009年9月となる。

現在、ルノー・デザイン本部長で、デザイン担当副社長も務めたパトリック・ル・ケモン氏は、10月末をもって同社を退職する。

新しくデザイン本部長に就任するのは、ファン・デン・アッカー氏。43歳のオランダ人。彼は、デルフト大学(オランダ)で工学修士号を取得後、1990年に伊トリノのデザイン・システム社で、デザイナーとしての経歴をスタートした。その後ボルボなどを経て1998年フォードに入社。同社のカリフォルニアスタジオでチーフデザイナーを務めた。
マツダには2006年に移籍し、グローバルデザインディレクターを務め、「マツダ清(きよら)」をはじめとする近年のマツダ製コンセプトカーも主導してきた。

いっぽう退任するル・ケモンは、1966年にフランスの自動車メーカーシムカでデザイナー人生を始め、その後フォード、フォルクスワーゲン、アウディを経て、1987年にルノーのコーポレート・デザイン担当副社長に就任。以来22年にわたってルノーデザインを統率してきた。

昨年から欧州の主要メーカーのデザイン部門は、メルセデス・ベンツがペーター・ファイファーからゴードン・ワーグナーへと、BMWがクリス・バングルからエイドリアン・ファン・ホーイドンクへと、トップの世代交代が続いている。
今回のル・ケモンも含め、いずれも前任者は強烈なブランドアイデンティティを確立してきただけに、後任がどのような展開を試みるか注目される。

(文=大矢アキオ、Akio Lorenzo OYA)

ファン・デン・アッカー氏とマツダ「清」。
ルノー・デザインも世代交代。ルケモン退任、新任はマツダから
パトリック・ル・ケモン氏
ルノー・デザインも世代交代。ルケモン退任、新任はマツダから
ル・ケモン氏の作品である「ルノー・アヴァンタイム」。(2002年)
ルノー・デザインも世代交代。ルケモン退任、新任はマツダから

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